到津の森公園
到津の森の公園は動物のいる公園です。自然に近い形を再現して飼育するなど動物や自然環境に配慮しており、ゆったりとした時間を過ごすのに最適です。
市民と自然を結ぶ窓口「到津の森公園」へ行ってみた!
到津の森公園は動物と自然に癒される空間でした。
目次
到津の森公園前バス停から徒歩1分。
到津の森公園の施設情報は自然、動物、人に優しい動物園です。
動物を見たり、
動物と直接触れ合ったりすることもできるんです!
そんな到津の森公園の施設情報の魅力を、広報の川口さんに教えてもらいました!
市民と自然を結ぶ窓口
到津の森公園はどのような場所なのでしょうか?
“自然に、動物に、人間にやさしい”をコンセプトに「市民と自然とを結ぶ『窓口』となる公園」を目指しています。いきいきと暮らす動物の姿を見ることができて、公園として散策するにも最適です。
お、早速テナガザルを発見!
こちらはフクロテナガザルと言います。フクロテナガザルは1日に数回、大きな声で鳴きます。顎の下の袋を膨らませて大きな声を響かせます。園内のどこにいてもこのフクロテナガザルの鳴き声が聞こえますよ。
王者の貫禄って感じですね。
2011年4月に生まれたアムールトラのミライ(メス)です。
寝ていることも多いのですが、たまにガラス越しに遊んでほしそうにすることもあります。ミライはぬいぐるみにもなっているので、後ほどおみやげコーナーで見てみてくださいね!
アムールトラのミライちゃんのエリアの脇にあるこちらはなんでしょう?
これは飼育員が手作りしたボードです。動物の生息場所と頭数が書かれています。
アムールトラと書かれている部分のツマミをスライドさせると、生息数がでてきます。
手作りならではの味があっていいですね!
おおきなガラスですねー!ここには一体何が見られるのでしょう?
こちらではチンパンジーを間近で見られるんです。
ガラスが大きいだけあって、あちこちに点在するチンパンジーがとても見やすいですね。
今は日向を見つけて上にきているようです。ポカポカして気持ちいいのか動きがスローですね(笑)
福岡県で唯一ゾウが見られる動物園
ゾウはたたずまいが堂々としていて、かっこいいです。
こちらのセイロンゾウのサリー(メス)が朝ごはんを食べてます。福岡県でゾウがいるのは到津の森公園だけなんです。
すごいレアなんですね!
はい。メス2頭がいて、午前と午後で入れ替えています。
おやつもあげられるんですか!
100円でゾウにエサやり体験ができます。
ライオンキングで見たことがあります!なんという動物でしたっけ?
こちらはマンドリルです。こっちを向いているのはマンタロウ(オス)です。
オスの方が体が大きいんですかね?
オスはメスよりも2〜3倍、体が大きいです。顔とお尻が鮮やかな色をしているのもオスの特徴です。
迫力あるライオンを見られるガラスビュー
ガラス越しの奥に見えるのはもしかして!
百獣の王、ライオンです。
百獣の王、寝てますね。
寝ていることが多いですね。ライオンはネコ科なので、よく岩でぐでーんとなっています(笑)
岩って日光で温まって暖かいんですかね?
実は、岩にはヒーターが入ってるんですよ(笑)
思いがけぬテクノロジー・・・!
いまは寝ていますが、小さい子が来るとガラスの近くまで来ることもあります。ガラスビューで迫力あるライオンの姿をお楽しみいただけます。
シマウマがこんなに近くで見られるのはいいですね。
檻がないので、写真を撮る方に人気です。
キリンは展望台から見るんですね。
あちらは5.4mのトーマ(オス)です。キリンは展望台に餌があるので、近くまで来てくれます。
展望台からはキリンとシマウマのどっちも見られるんですね。
キリンとシマウマを同時に見られるところがおすすめポイントです!
エサ探しを楽しむアライグマとレッサーパンダ
アライグマの飼育にも気を遣っているんですね。
アライグマには野生に近い採食行動をとってもらおうと、工夫をしています。
これは何ですか?
飼育員お手製の遊具です。木の穴や隙間に餌を隠して、アライグマに餌を探してもらうんです。
工夫とはそういうことなんですね!
動物園で飼育するには様々な工夫が必要になってきます。
レッサーパンダの健康管理も大変そうです。
体重測定、採血検査、エコーレントゲン検査などの定期検査で健康を保っています。
採血検査を嫌がったりとかしないんですか?
採血ができるように段階的にトレーニングをしているので大丈夫です。動物は痛い、痒いなどと言いません。なので定期検査などでこちらから気づいてあげることが大切です。
レッサーパンダは何頭いるのでしょうか?
4頭で暮らしています。
すごい寄ってきましたね・・・ものすごく可愛い・・・。
こちらにも工夫をこらしていて、落ち葉プールの中に餌を隠して採食行動をとってもらうようにしています。
この渡り廊下いいですね!
来園者のみなさんがよく写真を撮っている人気のフォトスポットなんです。
子どもに大人気のロバのり体験
ロバに乗れるんですか!
残念ながら体重30kgまでの方限定ですが、ロバに乗ることができます。
子どもは喜ぶでしょうね!
お子さんが乗っている姿を親御さんが写真撮影している光景をよく見かけます。北九州市のちびっこはみんな一度は乗ったことがあるんじゃないかと思います。
こちらではヤギにエサやりができますよ。
ガラガラドンってなんか聞いたことがあるような・・・。
ヤギのスペースは、人気絵本「三匹のやぎのがらがらどん」をモチーフにしているんです。
ガラガラドンだー!もはや絵本を実写版ドキュメンタリーにしたような光景です!
高い岩山を駆け上がり、丸太の橋をわたるヤギの姿はまさにガラガラドンの世界ですよね。
まさしく。
これもまた飼育員さんお手製のかわいい解説板ですね!
タヌキって意外と身近なんですね。書いてあるように東京にもいるんですか?
そうなんです。里山にはよくいますね。
けっこうどこにもいるんですね・・・!
こちらの施設はの日本の古民家をイメージして作られています。
まるで庭先に現れたタヌキのようです。いまは身を潜めているようですね。
恥ずかしがり屋で隠れていることも多いんです。
癒やしのプレーリードッグや直接触れ合えるモルモット
おー、これはプレーリードッグですね!
小さな体と愛らしい瞳にみんな癒されますよね。
なぜドッグなんですかね?
プレーリードッグはリス科なのですが、鳴き声が犬に似ているんです。
なるほど。
とくに手でエサを持って食べる姿は必見です。
モルモットとも触れ合えるんですね!
直接モルモットに触ることができます。
ものすごい数のモルモットですね・・・。
80匹ほどいます。モルモットはネズミの仲間なので、1回の出産につき、2~4頭生まれます。
あれ!ウサギも同じところにいるんですね。
ウサギとモルモットは同じ場所で生活しています。モルモットは狭いところが好きなので、1頭ずつ仕切られた部屋に入り、まるで駐車場みたいになっています。
日本産の小さな生物を展示している里のいきもの館
里のいきもの館。何がいるんでしょうか?
こちらでは日本に生息している小さな生物を展示しています。
なにも見えないのですが、逃げ出しました?
いえいえ!よく見てください!
そこですか!!!
里のいきもの館では、このようなアオダイショウなどのヘビなどを見られます。
「ミライちゃんのぬいぐるみ」や「らいおんくん焼き」が買えるZOO SHOP
動物を見終わった後は、やっぱりお土産ですね。
「ZOO SHOP」はぜひお立ち寄りいただきたいです。
おいしそう!
らいおんくん焼きです。あんこのカスタードの2種類。ここでしか食べられない限定商品です。
これはもしかして?
ミライちゃんのぬいぐるみです。他にもお菓子や文房具などのお土産を販売しています。
カレンダーもいいですね。
カレンダーの絵は飼育員が描いてるんです。
ずっと言いたかったんですけど、飼育員さんの美術スキル高すぎじゃないですか!?!?
到津の森公園は動物と自然と触れ合える空間でした
到津の森公園は動物や自然と触れ合える空間でした。
様々な動物がいて、触れ合い体験もできるので、自分に合った楽しみ方ができます。
特に仕事や日常に疲れた方は癒しの時間を過ごせるのでおすすめです。
緑豊かな自然の中で新緑や四季折々の表情が楽しめ、さまざまなイベントを開催しているのでぜひそちらもチェックしてください!
到津の森公園の施設情報
営業時間
9:00〜17:00
※夏休み、大型連休、年始は営業時間が異なります
休園日
毎週火曜日
※営業時間、休園日は季節により異なりますので、ご来園予定日の 営業日時カレンダーをご確認ください
※動物、天候等の状況により予告無く変更する場合がございます
入園料金
大人 | 中高生 | 4歳〜小学生 | シニア (65歳以上) |
|
一般 (団体料金25名様〜) |
800円 (600円) |
400円 (300円) |
100円 (50円) |
400円 |
年間入園パスポート | 3,000円 | |||
年間団体料金適用パスポート | 1,000円〜2,000円 |
※パスポートは動物サポーター、友の会などに入会することで発行されます
※シニア料金をご利用の際は生年月日を証明するものが必要です
※団体料金は25名様以上でご利用いただけます
アクセス:福岡県北九州市小倉北区上到津4-1-8
・車
九州自動車道八幡ICから北九州都市高速道路山路出口より15分
・バス
小倉駅バスセンター→[西鉄バス20分]→到津の森公園前→到津の森公園
取材・執筆:KOH