関門海峡ミュージアム
関門海峡ミュージアムは創意と遊び心に満ちた体験型博物館です。古くから過去と未来が交差する歴史の大舞台だった関門海峡の壮大な物語をお楽しみください。
国内最大級スクリーンを備える「関門海峡ミュージアム」に行ってみた!
関門海峡ミュージアムは楽しみながら関門海峡について学べる博物館でした。
目次
門司港駅から徒歩5分。
関門海峡ミュージアムは関門海峡をまるごと楽しめる体験型博物館です。
巨大スクリーンで海峡の魅力を感じたり、
ゲーム感覚の体験から新しい発見をしたり、
大正時代にタイムスリップしたり、
海を眺めながらコーヒーを飲むこともできるんです!
そんな関門海峡ミュージアムの魅力を、広報さんに教えてもらいました!
大型客船をイメージした5階建ての博物館
外観のインパクトがすごいですね。
関門海峡ミュージアムは大型客船をイメージした設計になっています。かつての門司港の街並みを再現した「海峡レトロ通り」や「5階の展望デッキ」など、無料で楽しめるエリアもあります。
お客さんは子どもが多いのでしょうか?
県内はもちろん県外からも修学旅行などでたくさんいらっしゃいます。小さなお子様が遊べる場所もありますが、関門海峡の歴史や自然を学べる施設なので大人も楽しく学ぶことができます。
内観も壮大ですね。
それでは5階から1階にかけて見ていきましょう。
絶景ですね!
こちらは関門海峡を一望する展望デッキです。手前には門司港レトロ地区、対岸には下関市、遠方に関門橋を見ることができます。潮風にあたりながら、行き交う船舶に思いを馳せ、ゆったりとした時間をお楽しみいただけます。
有料展示エリア入り口は4階なんですね。
4階から入って3階、2階と降りて行く流れになります。
500円でした。広くて色々見られることを考えるとお手頃な価格ですね。
ちなみに小中学生は200円です。
顔写真撮影ですか?
顔写真を撮影することで、館内の様々なインタラクティブ体験をより楽しめます。
こうやって入場券をかざすんですね。
入場券に付いているQRコードを使って、館内で様々な体験ができます。
国内最大級の巨大セイルスクリーン
おおー!大迫力のスクリーンですね!
当館最大の見どころでもある海峡アトリウムです。国内最大級18m×9mのスクリーンで時空を超えた海峡の魅力を感じることができます。
どのような映像が流れるのでしょうか?
30分に1回、8分程度の映像が流れます。内容は「光と音楽の海」「海峡の一日」「門司港ものがたり」「古今関門海峡絵巻」の4種類です。
全部見たくなっちゃいますね。
ぜひ!圧倒的なスケール感で自然と歴史の映像をご堪能ください。
スロープで下っていく途中にある小さい映像では何ができるんですか?
上映が行われていないときは、スロープ壁面や2階のアトリウムピットの映像で様々な体験ができます。
「はっけん!お魚ずかん」以外にも種類があるんですよね?
「めざせ!魚の漢字王」「いでよ!フィッシュスター」などの水景コンテンツのほか、「関門海峡近代化クイズ」「あなたが登場!壇ノ浦の戦い」「なりきり巌流島の決闘」などの歴史コンテンツもあります。
これ、大人でも結構楽しめますね・・・!
はい、お子様だけではなく大人の方も楽しんでいただけます。遊びながら学べるので、老若男女すべての方におすすめです!
精巧な人形で再現された海峡の歴史ドラマ
こちらは海峡歴史回廊です。本州と九州を隔て、古くから交通の要衝である関門海峡は、その潮流で人々を翻弄し、地勢的に大きな役割を果たすとともに、時代の転換をうながす数々の重要な出来事の舞台となってきました。
なるほど。その歴史が再現されているんですね。
世界的に有名な人形作家さんの制作した人形によって、海峡を舞台とした歴史を紹介しているんです。
なかでも源平合戦や厳流島の決闘などは有名です。ここは歴史と作品の両方を楽しめるエリアです。それぞれ人形の素材なども違って個性が出ているので、人形好きなひとにとっても楽しい場所だと思います。
ゲーム感覚で楽しみながら関門海峡について学ぶ
続いては海峡体験ゾーンです。
関門海峡は日本三大急潮流と聞きました。
そうなんです。関門海峡は幅が狭く、潮流がとても速いため、航行が難しいと言われています。また、1日に4回潮流の向きが変わります。
左に回避しても思うようにいかない・・・。車と全然違いますね。大人でも難しい。
海峡の安全を日夜守り、漁業や海運などで働く人々の営みを疑似体験していただければと思います。
楽しみながらも、関門海峡の安全を守っている方々へのリスペクトの気持ちが大きくなってきました。
かんもんダイバーもぜひ楽しんでください。
これは結構簡単ですね!
生物を探して、光で照らすだけなのでシンプルです。ハイスコアを目指すと、なかなか夢中になりますよ!
大正時代の門司港にタイムスリップ
ここは無料エリアですか?
そうです。海峡レトロ通りです。
こちらは大正時代の門司港の街並みを再現しています。国際貿易港として舶来文化がいち早く届いたモダンな港町・門司港にタイムスリップできます。
本当にタイムスリップした感じがします。リアル!
青空が次第に赤く染まり、やがて夜空に星が瞬くロマンチックな演出照明のもと、路面電車にバナナの叩き売り、ミルクホールなど喧騒に包まれた当時の賑わいを体感できます。
お土産コーナーもありますね。
門司港・下関限定ご当地グッズやお菓子など、ワクワクする商品をたくさんご用意しています。
海峡こども広場
これ、絶対楽しいやつですよ。見るからにワクワクします。
海峡こども広場には高さ10mの青いスロープネットがあり、海の生き物になった気持ちで自由に動きながら遊べます。
高さ10mもあるんですね。ここまでの規模はなかなか見ませんが、小さい頃こういう施設が大好きでした!
子どもたちの冒険心とイマジネーションをかき立てる遊具です。お子様はぜひ遊んでいっていただきたいです。
海を眺めながらゆったりできる贅沢カフェ
空間と景観の使い方がとても贅沢ですね。
こちらは有料エリア入口手前の4階のプロムナードデッキです。大正、昭和の豪華客船デッキをイメージしたラウンジスペースになっています。
カフェもあるんですよね?
ラウンジ内にあるクルーズカフェcanalは眺めが良くて大人気です。メニューはコーヒーやオレンジジュースの他、門司港サイダーや門司港地ビールなどもあります。
関門海峡ミュージアムは楽しく関門海峡について学べる体験型博物館でした
関門海峡ミュージアムは楽しく関門海峡について学べる体験型博物館でした。
国内最大級の巨大スクリーンで映像を堪能したり、展望デッキで海を眺めたり、ゲーム間隔で様々な体験をしたり、誰もが楽しめる空間です。
福岡に旅行の際は、ぜひプランに組み込んでみてください。
大人から子どもまで楽しめる博物館です。また、さまざまなイベントも開催しているので、ぜひ最新情報をご確認ください。
関門海峡ミュージアムの施設情報
関門海峡ミュージアム 公式サイト: https://www.kanmon-kaikyo-museum.jp/
営業時間
10:00~18:00
※シーズンにより変わることがあります。
※当分の間、時短営業いたします。(10:00~17:00、最終入館16:30、カフェ11:00~16:30、ラストオーダー16:00)
休館日
年5日
※営業スケジュールでご確認下さい。
料金
大人 | 小中学生 | |
海峡アトリウム 海峡歴史回廊 海峡体験ゾーン |
500円 (400円) |
200円 (160円) |
海峡こども広場 | 100円(1歳以上) |
※()内は団体料金です。団体等の入場につきましては、事前にお申込みください。
※海峡レトロ通りの「多目的ホール」にて館主催の有料企画展を行う時があります。
アクセス:福岡県北九州市門司区西海岸1-3-3
・車
門司港ICより約7分
・電車
小倉駅 → [鹿児島本線門司港行13分] → 門司港駅 → 関門海峡ミュージアム
・バス
門司駅前 → [門司港レトロ ・山手方面14分] → 門司区役所前 → 関門海峡ミュージアム
取材・執筆:KOH