東京都

Otemachi One Garden

大手町エリア最大級の緑地として2022年12月16日(金)にオープン。花や芝生、多階層、水、など7つのゾーンがあり、オフィスワーカーにとっては憩いの場に、地域にとってはサステナブルな緑地空間に。イベントスペースとしても活用予定。

「Otemachi One Garden」大手町にエリア最大級約6,000㎡の緑地空間が誕生!

2022年12月16日にオープンした「Otemachi One Garden」を取材!都市の喧噪から身体と心を解放させてくれるリラックス空間を早速体験してきました。


東京・大手町にエリア最大級となる緑地空間「Otemachi One Garden」が誕生しました!

7つのゾーンには様々な植物が植えられ、都会の中心にありながら季節の移り変わりを感じることができます。

約3,000㎡もの芝生広場では、マルシェやキッチンカーを始め、様々なイベントも開催予定。

オープンを記念し、フラワーディスプレイ by Nicolai Bergmann も展示中!(2023年2月14日まで)

2022年12月16日(金)にオープンした「Otemachi One Garden」を早速取材してきました。

大手町駅直結!エリア最大級約6,000㎡の緑地空間

「Otemachi One Garden」は、東京メトロ「大手町」駅のC4、C5出口に直結してアクセスも良好。

道路を挟んだ向かいには皇居があり、皇居を借景とした緑のネットワークを楽しむことができます。

公式サイトより引用

全部で7つのエリアに分かれており、それぞれが特色ある空間になっています!

①ゲートウェイプラザ

大手町駅から向かって、まずたどり着くのが「ゲートウェイプラザ」
内堀通り・皇居からの人の流れを迎え入れる空間となっています。

現在はオープニングイベント期間のため、世界的なフワラーアーティスト、ニコライ・バーグマン氏が手掛けたフラワーディスプレイが出迎えてくれます。

67個もの球体を用い、「多様性」「人々」「自然」「感謝」「特別」など様々な思いを凝縮し、全てを受け入れる「Otemachi One Garden」であること、そのガーデンが都会の中のリラックスした空間であり続けたいという願いを表現した作品になっています。

パンジー・アイビー・シロタエギクを中心に、13種類もの花々が使われているそう。

「フラワーディスプレイ by Nicolai Bergmann」は2023年2月14日(金)までの期間限定です!

②インペリアルグリーン

ゲートウェイプラザを抜けて、右手に見えてくるのが約3,000㎡の芝生広場「インペリアルグリーン」。

助力芝の敷かれた贅沢なオープンスぺ―スとなっています。

オープン時は、ウィンターマルシェを開催していました(2022年12月16日~12月25日)。
今後は、ヨガのイベントや夏場にはビアガーデン、環境学習のイベントなど多様なイベントを開催予定とのこと。

冬場でも青々とした芝生はゆっくりくつろぐのにもピッタリです!

③フラワーガーデン

芝生広場(インペリアルグリーン)の向かい側には、3つのゾーンが細長く重なるようにして共存しています。

一番手前にあるのがフラワーガーデン。その奥にはテラス席が設けられた憩いの場、サクセッションフォレスト。そして奥には「Otemachi One Garden」を囲むように木々が茂るインペリアルフォレスト。

冬は少し寂しい気もするフラワーガーデンですが、春になると様々な花が咲き、ガーデンに彩りを添えます。

季節の移り変わりを感じることのできるリラックス空間として、フラワーガーデン沿いにはベンチが置かれています。

座れば、木々や花々、芝生に囲まれ、都会の喧騒を忘れるひと時になるでしょう。

1年を通じて、様々な草花を楽しめます。

④サクセッションフォレスト

サクセッションフォレストには、細い花の木が植えられています。ここには「Otemachi One Garden」とともに成長して、やがて雑木林になっていく、そんな願いが込められているんだとか。

木々に白く付いているのはランタン!

提供写真 / ©三井物産株式会社 三井不動産株式会社

夜にはライトアップしてまた違った表情を楽しめます。

また、木陰の中に少人数で集まれる場所として、テラス席が用意されています。テーブルには照明が付いていて、夕刻には点灯。日中だけでなく、日没後も長く過ごせるような工夫がされています。

足元は砂利道を敷いて、ガーデンに合うようなナチュラルな雰囲気に。
テラス席までの導線には飛び石が敷かれているので、ヒールの付いた靴を履いたオフィスワーカーでも安心して利用できます。

⑤インペリアルフォレスト

インペリアルフォレストは、比較的高い木が多く、Otemachi One Gardenをグルっと囲っています。

皇居を背景に、緑の繋がりを感じさせる森として、様々な種類の樹木を植えることで、皇居から繋がる環境にも配慮し、生態系を支える役目を担います。

秋から冬にかけて紅葉を楽しむことも!季節の移り変わりをすぐそばで感じることができます。

道路沿いにはカンツバキが咲いていました。

⑥シェードガーデン・ウォーターガーデン

さらに奥まで進んでいくと水のせせらぎが聞こえてきます。あらゆる方向から視線を集めるシンボルとなる水景「シェードガーデン・ウォーターガーデン」ゾーンです。

Otemachi One開発のきっかけにもなった、三井物産の旧本店の移転。そこにあったカルガモ池を模倣して、ウォーターガーデンは整備されました。水深や水流を研究し、生き物が住み着きやすいよう外敵からの目隠しなども設置。

いつの日かここでカルガモたちに出会えるかも…!?

水辺には河津桜も!ここにも四季を感じて欲しいという強い想いが込められています。

「春には花が咲いて、秋には紅葉を、冬には樹形を楽しんでほしい」と担当者の方は話していました。

水面に空と木々が反射して、また新しい景色を生み出していました。

⑦ENGAWAテラス

三井物産ビルの横には、日本固有の縁側を再現した快適な空間「ENGAWAテラス」ゾーンがあります。

シェードガーデン・ウォーターガーデンから繋がる水景を演出。

ベンチからは、水景や芝生などのガーデン越しの皇居の景色を楽しむことができます。

「ENGAWAテラス」という名前には先進的ながら伝統も重んじる大手町らしさを込めてネーミングしたそうです。
ゆくゆくはビル内に飲食店を誘致し、テラス席を設け、より多くの人が気軽に集う縁側のような場所にしたいんだとか。

大手町に誕生した広大な緑地は、季節の移り変わりや自然を全身で感じられる場所でした。
近隣のオフィスワーカーの方はもちろん、大手町を訪れた全ての方にとって癒しの空間になるでしょう。

大手町を訪れた際にはぜひ寄ってみてください!

「Otemachi One Garden」施設詳細、アクセス

公式サイトhttps://otemachi-one.com/otemachi-one-garden/

住所:東京都千代田区大手町一丁目2番1号

周辺駅からのアクセス
東京メトロ千代田線・丸ノ内線・半蔵門線・東西線・都営三田線「大手町」駅C4、C5直結
東京メトロ東西線「竹橋駅」まで徒歩5分
JR「東京駅」(丸の内中央口)まで徒歩14分
JR「神田駅」(南口)まで徒歩12分
※時間帯により所要時間は異なります。

 

取材・執筆:レクリム編集部