味の素KK 川崎工場
味の素グループで一番歴史のある工場。「クノール®︎ カップスープ」や「ほんだし®︎」、「アミノバイタル®︎」など多種多様な商品を製造しています。また工場見学では、インタラクティブなゲームや試食、おいしさのヒミツを探るバーチャルな空間演出などの体験型コンテンツが楽しめます。
「味の素KK 川崎工場」の工場見学で人気スープのおいしさのヒミツを探ってきた
「味の素KK 川崎工場」では、長年食卓で愛されている味の素グループの商品について深く知ることができる工場見学ツアーを開催しています。今回は、数種類ある見学コースの中から人気商品「クノール®︎ カップスープ」のおいしさのヒミツを学べる見学ツアーに参加してみました! 一体、どんなヒミツが待っているのでしょうか?
目次
「味の素®︎」、「クノール®︎ カップスープ」、「ほんだし®︎」など、食卓でおなじみの味の素グループの商品。
「味の素KK 川崎工場」では、そんな長年食卓で愛されている人気商品のおいしさのヒミツを学べる工場見学ツアーを開催しています!
工場見学と聞くと「ちょっとお堅いイメージがある」「子どもが飽きないか心配」と思ってしまう方もいるはず。
「味の素KK 川崎工場」の工場見学では、商品が作られるまでの工程やおいしさについて、ゲームなどをまじえながら楽しく学ぶことができるんです。
見学で学んだあとには、商品をモチーフにしたフォトスポットやうれしい試食タイムも待っています。
今回は、子どもから大人まで楽しめる「味の素KK 川崎工場」の工場見学に参加してきました!
工場見学で、あの人気スープのヒミツに迫る!
「味の素KK 川崎工場」には「ほんだし®︎」コース、「クノール®︎」スープコース、「味の素®︎」親子おしごと体験イベントコースなど複数の見学コースが用意されています。今回は「クノール®︎」スープコースに参加してみます。
事前に日時指定の予約をしておき、当日になったら集合場所の「味の素グループうま味体験館」へ向かいましょう!
到着したら、まずは受付で手続きを済ませます。
館内には荷物を預けられるロッカーやお手洗いがあるので、工場見学が始まる前に準備をしておくのがベストです。
スタート時間になったら、「アジパンダ®︎」と妹の「アジパンナ®︎」が描かれた専用バスが迎えに来てくれました!
このバスで、工場見学スタッフによる豆知識や解説を聞きながらスープ工場まで向かいます。見学がスタートする前から楽しい雰囲気です。
工場に到着しました!
ツアーを案内してくれるのは、スープ工場でスープの研究をしている「モンロー先生」です。
今日はみなさんに「クノール®︎」のスープのおいしさのヒミツを探ってもらいます。スープのおいしさに「素材」は欠かせません。そのため、みなさんには「素材研究員」になってもらいます。一緒にスープ素材博士を目指しましょう!
研究員に博士……なんだかワクワクする~。しっかりと研究しなきゃ!
と、いうことで「素材研究員」としての初仕事は「コーンの収穫」です!
ええ、いきなりコーンの収穫?
その後、画面に映し出された収穫間近のコーンをタッチして収穫するゲームにチャレンジ!参加者みんなで協力し、夢中になってコーンを収穫しました。「あれ、テーマパークに来たんだっけ?」と思ってしまうようなエンタメ性にあふれたスタートです。
次は、大きなスクリーンの映像で「クノール®︎ カップスープ」の<コーンクリームスープ>が作られるまでの工程や、おいしさのヒミツを学びます。
コーンクリームスープの素材となるのは、東京ドーム198個分の広さを誇る、北海道にある自社のコーン畑で収穫された「スーパースイートコーン」。果物のような甘さが詰まった自慢のコーンです。
それを「コーンレンジャー」と呼ばれるコーンの番人が、気候や温度変化などさまざまな角度から徹底して管理しています。
それでもコーンがおいしい時期はたった一週間なので、スープに新鮮な味を閉じ込めるためコーンを収穫してから24時間以内にコーンパウダーにするのだそう。その後、独自の製法で、お湯で「すぐ溶ける、ちゃんと溶ける」スープの素を作ります。
おいしいスープをつくるポイントは2つ。1つめは原料、2つめは独自製法です。また、スープに使う野菜やクルトンなどの素材もすべて自社生産しているんですよ。
原料すべてにこだわっているから、おいしいスープができあがるんですね!
コーンクリームスープのおいしさについて研究したあとは、スープの中にパスタが入った「クノール®︎ スープDELI®︎」の研究です。
「スープDELI®︎」は、モンロー先生もお気に入りの商品です!「スープDELI®︎」に入っている乾燥パスタは、商品になる前に形が不揃いのパスタを人の手で選別して取り除いています。パスタの大きさや形を揃えると、お湯を入れたときに湯戻りが一定になることで食感が統一されて、もっとおいしくなるんです。
実際に工場の選別作業を見てみると、ものすごいスピードで流れていく大量のパスタから形が整っていないものを見抜き、素早く弾き出していました。まさに神業!
そんなパスタの選別作業をゲームで体験します。こ、これは難しい~!ゲームでも難しいんだから、実際はもっと難しいんだろうなとしみじみ考えてしまいました。
その後も、工場の見学や展示を通してスープのおいしさをたっぷりと学び、最後は無事にスープ素材博士に認定されました!
見事、スープ素材博士に認定されましたね!工場見学はいかがでしたか?
今まで何気なく手に取っていた「クノール®︎」のスープを、今回の工場見学でもっと身近に感じられました!
スープのおいしさのヒミツを学んだあとは、バラエティ豊かな「クノール®︎」のスープシリーズの中から自分にぴったりのスープを診断できる「ぴったりスープ診断」をしてみます!
いくつかの質問にYES、NOで答えていきます。
診断結果が出ました!
編集スタッフにぴったりのスープは「クノール®︎ スープDELI®︎」<たらこクリームスープパスタ(豆乳仕立て)>でした。
今まで飲んだことがない商品でも、自分にピッタリなんて言われたら俄然気になってしまいますね。
診断のあとは、すぐ横にあるフォトスポットで記念撮影。おしゃれな「クノール®︎」のマグカップに入り、スープになりきって(!?)映える写真を撮っちゃいましょう。
スープ工場をあとにし、またバスに乗って「味の素グループうま味体験館」へ戻ってきました!
360度のシアターで、迫力のある映像と音声を楽しみながら、味の素グループの志や目指す姿、食材に含まれる「うま味」や「アミノ酸」のことを学ぶことができます。
スープのことをたくさん学んで、そろそろお腹が空いてきた頃。
見学ツアーの〆は、スープの試食です。待ってました!
お湯の量や混ぜ方など、おいしい作り方の説明を聞いてその通りに作ってみます。うん、濃厚でおいしい~!
お土産に「スープ素材博士認定証」をはじめ、「アジパンダ®︎」のシールや、味の素株式会社の人気商品がもらえます!(内容は場合によって異なります)
今回学んだことを思い出しながら、自宅でもじっくりおいしさを体感してみたくなりました。
いろいろな商品の歴史が学べる「味の素グループうま味体験館」
工場見学に参加したら、ぜひ一緒に「うま味体験館」も見学してみましょう。
1Fには味の素グループの歴史や、うま味調味料「味の素®︎」のバイオサイクルのジオラマ、原料の展示などがあります。この展示スペースのみ、日時限定で予約なしの見学が可能です。
(詳細はHPをご覧ください。川崎工場のうま味体験館見学(ご予約不要)|川崎工場|知る・楽しむ|味の素株式会社 (ajinomoto.co.jp))
味の素グループの歴史が分かる展示スペースには、歴代の「味の素®︎」のパッケージがズラリと並んでいました。
味の素社のキャラクター「アジパンダ®︎」のグッズを販売する自販機も発見!
本物の「味の素®︎」が入った「アジパンダ®︎ストラップ」や、真っ黒で本当のパンダみたいな「マジパンダ」瓶入り「味の素®︎」など、レアアイテムを購入できます。(販売アイテムは時期によって変わります。)
来館の記念にぜひゲットしてみてくださいね。
最後は、受付の横に立っている「アジパンダ®︎」と一緒に記念写真をパシャリ。
最初から最後まで楽しみが詰まった「味の素KK 川崎工場」の工場見学。参加すれば味の素グループの商品がもっと好きになるはずです!
「味の素KK 川崎工場」施設詳細、アクセス
所在地
神奈川県川崎市川崎区鈴木町3-4
アクセス
京浜急行大師線「鈴木町駅」から徒歩1分
工場見学実施日
月~土(年末年始、工場の指定休日を除く)
工場見学予約はこちらから。
味の素株式会社 川崎工場工場見学HP:https://www.ajinomoto.co.jp/kfb/kengaku/kawasaki/
写真提供:味の素株式会社
取材・執筆:稲垣恵美