サンリオピューロランド
サンリオピューロランドはかわいいもの好きな人にとって鉄板のテーマパーク。屋内施設なので天気に左右されず、想像以上に広い館内にはアトラクションやフォトスポットが充実しています。人気のキャラクター達のアトラクションやショー、グルメにお土産と、かわいい思い出を沢山作れます。
興味ない人も絶対楽しめる異世界!サンリオピューロランドに行ってみた
日本を代表するかわいいテーマパーク、サンリオピューロランドを取材! 想像以上に広い館内にはアトラクションやフォトスポットが充実していて、日常を忘れてリフレッシュすることができました。クオリティが高いので、サンリオに詳しくない大人でも楽しい場所なのでオススメです。
目次
多摩センターから徒歩5分のサンリオピューロランド。かわいいもの好きな人にとっては鉄板中の鉄板なテーマパークです。
ただ、人によっては子どもの頃以来行っていない、少し謎な施設かも。筆者も「木の上から話しかけてくる生き物がいた」ことは記憶にありますが、なにぶん昔の話で……。
大人になると「サンリオファンじゃなくても楽しめるの?」「何ができる?」「大人は何時間くらい遊べる?」「メルヘンってどんなだっけ」などなど気になることが色々。一歩を踏み出せなかったりしますよね。
そこで、サンリオはそこまで詳しくないけどテーマパーク全般は好きなレクリム編集部員が、ピューロランドって実際どうなのか取材。結論から述べると、子どもの頃になんとなく触れていたサンリオキャラクターとの思い出がよみがえるし実際に会えちゃう大興奮のメルヘン空間でした。
想像以上に広〜い館内にはアトラクションやフォトスポットが充実しており、1日では遊び足りないほど。14時以降はお得なアフタヌーン料金もありますし、日常を忘れて気分をリフレッシュすることができる場所です。
そして帰る頃にはきっと「人類にはメルヘンが必要だ!」と感じているはず。
この記事では、サンリオピューロランドで遊べるアクティビティとフード、おみやげを紹介していきます。
まさに異世界! サンリオピューロランドでできること
入場するとメルヘンなお城のアーチとハローキティがお出迎え!
このエントランスから、「エントランスショップ」や上階のカフェ、レストラン、下階の「ピューロビレッジ」「サンリオタウン」に移動できます。
まずはエスカレーターで1~2Fフロアの「ピューロビレッジ」に向かってみましょう。
巨大な吹き抜け空間と、青い光に包まれた大樹「知恵の木」が現れました。
こんな木はおとぎ話の中にしか存在しないはずなのに目の前にある……つまりサンリオピューロランドは本気でメルヘン世界なんだ……! 一発で日常を忘れさせる光景でした。
このエリアから様々なアトラクションやショーにアクセスすることができるので見ていきましょう。
かわいいアトラクション
まず最初に乗りたいのが、こちらの「サンリオキャラクターボートライド」。
いわゆる船で移動しながらストーリーを楽しむライドアトラクションなんですが、かなりハイクオリティでサンリオワールドへの没入感がすごいんです。
サンリオにあまり触れてこなかったと思っていましたが「おさるのもんきちの体操服袋もってた〜!」「キキ&ララの子供用フォーク使ってた〜!」「バッドばつ丸の筆箱と鉛筆とかあった〜!」などなど、日常に溶け込んだサンリオキャラクターと共に歩んできた半生がフラッシュバックしました。
サンリオ知識をほとんど持っていないくても「ちょっと知ってるキャラ」が、確かな質量をもって次々登場するのでただただ楽しいです。
サンリオファンじゃないという人も騙されたと思って乗ってみてください。笑っちゃうくらい思い出が蘇って最高なので。
コンテンツ量も密度も高くてずっと楽しい!
しかもピューロビレッジ(知恵の木があるエリア)側も通って1周するので、開放的で気持ち良いんです。
フィナーレも圧巻。ほんとに最高なので乗ってくださいね。必ず。
他にも乗り物でマイメロディの仲間達と記念写真をとって回る「~マイメロディ&クロミ~マイメロードドライブ」や、様々なミニゲームを遊ぶことのできる「ぐでたまらんど」など、楽しくてかわいいアトラクションが。
知恵の木に上ると「ぐでたまの魔法の相性うらない」や「ハローキティの幸せの鐘」があります。木の上から喋りかけてくる生き物もここにいました。夢じゃなかった。
写真プリントは有料ですがアトラクションに乗るのは自由なので、何周もしてメルヘン成分をたっぷり摂取してください。
思い出を持ち帰る写真映えスポット
前項でご紹介した「ぐでたまらんど」にも沢山のフォトスポットがありますが、サンリオピューロランドには特別なフォトスポットが多数用意されています。
キャラクターのアニバーサリーにちなんだエリアや、期間限定のフォトスポットも。
どれも雰囲気がガラリと変わるので、撮っても撮っても飽きません。フォトブースじゃない場所も充分メルヘンですけどね。
こちらの「レディキティハウス」の中も写真映えスポットだらけ。「Kawaii ×セレブリティ」がテーマの、甘い夢のようなお屋敷です。
更にレディキティハウスの奥ではレディキティと記念撮影を撮れちゃいます。1対1の時間を過ごせるなんて本当に夢のようで若干緊張するレベル。
時間帯によってはキャラクターグリーティングができるスポットも。人間社会に疲れても、キャラクターとツーショットしたメルヘンの思い出があれば力が湧いてくるかもしれませんね。
大人もほんとに感動するステージパフォーマンス
メルヘンシアターでは、KAWAII KABUKI~ハローキティ一座の桃太郎~と、不定期でよみきかせショーキティとシナモンの「あおいとり」が上演されています。
本日観たのはKAWAII KABUKI~ハローキティ一座の桃太郎~。その名の通り、可愛いキャラクター達が桃太郎を演じる歌舞伎を取り入れたミュージカルです。
個人的にはシナモロールの武器が「ヤリはヤリでも思いやり」ということで、とても好きになりました。本当に優しくて良い子。
子ども向けのストーリーだけど大人も楽したな〜めでたしめでたし……
と、思いきや実はここまで目にしていたのは劇中劇。二重構造のストーリーが進むにつれ、隠されていた伏線や驚きの真実が明らかになっていきます。
歌も踊りも良いしステージの演出も本物。
友情や、違いを認めて互いを知ることの大切さ、そしてこのショーのテーマ、「みんななかよく」というテーマが素直に描かれており、大人こそ「こういうことあるよね!」「この気持ち大切だよね!」と感情移入してしまいます。
救いのない世界で、気負わず手を差し伸べてくれるみんな。
優しさや思いやり、違いを認める心。そんな大人が素直に表現できなくなってしまったものを、メルヘンを介して伝えてくれる素晴らしいステージ。現代社会にはメルヘンの力が必要なんだなと思いました。
ちなみにちゃんと子ども向け要素も充実しており、隈取りや見得、ツケ打ちやぶっ返りなど歌舞伎の要素などしっかりと教養を培うことのできる劇になっています。完璧ですね。
個性的でかわいい食事処
このようにピューロランドは想像以上にできることが多いので体力を持っていかれます。休憩しながらカワイイ料理を摂取しましょう。
食事処も館のレストランやシナモロールドリームカフェなどかわいいレストランがたくさん。
今回はサンリオレインボーワールドレストランで食事を頂きました。
ぐでたまのローストビーフ丼と、デザートに30周年アニバーサリー キャラクターデザートカップ(ウィッシュミーメル)です。食べちゃうのがもったいないかわいさ!
キャラクターフードコートでは鮮やかな色のカレーがあって驚きましたがが、味はちゃんとカレーなのでご安心を。
美味しくて楽しいサンリオピューロランドのレストランで、胃にもメルヘンを摂取しましょう。
豊富なキャラクターグッズ
そもそもグッズの種類が豊富なサンリオ。エントランスショップはかなり広く品数も豊富で、正直ここで1時間ぐらい余裕で過ごせます。
ピューロランド限定のぬいぐるみやお菓子、小物などなど。
ここにある商品だけで生活していけそうな品揃えでした。
やはり一番のオススメは、テーマパークでは定番のカチューシャ。耳をつけるだけでかなりテンション上がりますし、非日常に没入できますよね。サンリオピューロランドもそういう場所なんです。
さすがサンリオだけあり種類がかなり多いので個性も出せそう。カチューシャのキャラクターに合わせたコーディネートで来場している方も多く、ファンにとっては定番の楽しみ方とのことでした。
ただし、商品は予告なく品切れ・完売となることがあるのでご注意を! ちょっと気になったら即買うしかないですね。
エントランスショップ以外にも、上階にはマイメロディショップが。さすがサンリオ、「それとコラボしてるの!?」というものも沢山あり、ショップだけでもエンタテインメントとして楽しめました。
(こちらの商品も予告なく品切れ・完売となる場合があるのでご了承ください。)
子どもとカワイイもの好きの定番スポットなサンリオピューロランドですが、そんなに興味がない大人でもかなり楽しめる場所だと感じました。
旅行なども難しい今だからこそ、気軽にアクセスできる非日常空間でハイクオリティな「メルヘン」をたっぷり味わえる体験、年齢性別問わずオススメです。
施設情報、アクセス、駐車場
サンリオピューロランド公式サイト https://www.puroland.jp/
施設利用案内
営業時間
日によって変動あり。詳しくは公式サイトで
アクセス
住所:東京都多摩市落合1-31
京王多摩センター駅・小田急多摩センター駅「南口」から徒歩約5分
駐車場
サンリオピューロランド地下駐車場 約80台駐車可能
※詳細は公式サイトよりご確認ください。
EL:
(サンリオピューロランドゲストセンター 9:30~17:00 休館日を除きます)シナモロール本当にかわいい。
取材・執筆:勝山ケイ素