

ぐちゃぐちゃ遊び®の親子教室 未来あそびラボ
JR浦和駅そばの「ぐちゃぐちゃ遊び®の親子教室」では認定講師による幼児向けのワークショップが体験できます。幼児期に育てるべき五感の中で、特に意識しないと育ちにくいと云われている「触覚」に特化したプログラムです。
浦和駅そばの「ぐちゃぐちゃ遊び®の親子教室 未来あそびラボ」で乳幼児専門のアート教育に触れてきた
JR浦和駅そばの「ぐちゃぐちゃ遊び®の親子教室」では認定講師による幼児向けのワークショップが体験できます。絵の具・粘土・新聞紙などをダイナミックに思いっきりビリビリ・ぐちゃぐちゃしながら遊び、創造力や集中力を育むことが出来ます。
目次
埼玉県さいたま市浦和区の「ぐちゃぐちゃ遊び®の親子教室 未来あそびラボ」では、幼児期に育てるべき五感の中で特に意識しないと育ちにくいと言われている「触覚」に特化したワークショップが体験できます。
対象は0歳~3歳で、絵の具や粘土、新聞紙などをダイナミックに思いっきりビリビリ・ぐちゃぐちゃしながら遊び、創造力や集中力を育みます。
ワークショップは子ども主体で活動が進むため、主体性や自己肯定感といった目には見えない力や非認知能力を育てることもできちゃいます。
今回は、そんなぐちゃぐちゃ遊び認定講師のかくこうさんにお話を伺いました。
まずはぐちゃぐちゃ遊びを体験
まずは実際に遊びの様子を見学するために教室にお邪魔しました。
今日はよろしくお願いします! この真っ白な空間で活動するんですね。
そうです。あっというまにカラフルになりますよ(笑)
参加者の準備が終わった頃を見計らい、かくこうさんがハーモニカを取り出しそっと吹きました。控えめな音なのに、話し声がピタっと止みます。先ほどまで歩き回っていた子どもも、何が始まるのか興味津々です。
ぐちゃぐちゃ遊びには3つのお約束があります。これはママ、パパへのお約束になります。
1つ目のお約束は、お子さんのやりたい気持ちを尊重してあげてください。
2つ目はお子さん同士、親御さん同士「お互いさま」の温かい気持ちでお願いします。危ないことでなければお互い様の温かい気持ちで見守ってください。
3つ目ですが、今日はどうか「お子さんを楽しませよう」の気持ちでなく、ママ、パパが積極的に楽しむことを大切にしてみてください。子ども達は大好きなママ、パパが笑顔で楽しんでいる姿を見ると安心して遊びに入っていきやすくなりますので、今日はどうかパパ、ママが率先して楽しんください!
お約束の後は手遊び歌で盛り上がり、次に絵本の朗読がはじまりました。参加者全員が徐々にぐちゃぐちゃ遊びの世界に引きこまれていきます。
絵本が進むと、ボールが登場しました。
「コロコロコロ……」
一斉に子ども達が振り向きます。やはり子どもはボールが大好き!
まだまだボールは出てきます。次は小さいボールのようです。
次は、ボールに絵の具をつけてみましょう。
転がったらどうなるかな?
「コロコロコロ……」
床にできる模様にみんな釘付け。次第に子ども達の注意がボール転がしからペイント遊びに移ってきました。
さあ、ぐちゃぐちゃ遊び本番のはじまりです!
わあ! あっというまに絵の具だらけ! でも楽しそうですね!!
次はこんなのはどうかな?
新しい道具の出現にみんな大喜び。子ども達が飽きないよう少しずつ、絶妙なタイミングで新しい道具が出てきます。
新しい道具が出てくると、子ども達も興味を示して寄ってきます。
はじめは「おっかなびっくり」で触っていた子どもも、すっかりリラックスして思い思いの遊びを始めました。
すごい、あっという間に遊びの世界に引き込まれていきましたね。友達ではない同士でも、楽しそうに遊んでいます。
またなにか新しいアイテムが出てきました。
これは寒天を冷やしたものです。触感がとても気持ちいいですよ。
まさかペイントワークショップにきて、寒天に出会うとは思いませんでした!
ママ、パパも洋服にたくさん思い出をつけながらペイントを楽しんでいます。
事前説明で「汚れるから気をつけてね」とは聞いていましたが、予想以上にダイナミックに汚れますね。
そうですね(笑)汚れても笑顔でいられるような服装をお願いしています。使い捨てのレインコートを着て来られる親御さんもいらっしゃいますよ。
なるほど……!
ダイナミックに全身で表現をする子も!
すると、また新しいアイテムが出てきました。
みんなここにボールを入れられるかな?
「ぽとん、ぽとん」
いつの間にかお片付けがはじまったようです。
お片付けも遊びの一部になっています。自然な流れで片付けを促すお手並みは、見事としか言いようがありません。
床に敷いていた紙は、みんなで協力して巻き取っていきます。
「くるくるくるー!」
先ほどまで、あんなに大騒ぎだった子ども達ですが、みんな素直にお片付けをはじめました。
片付けを片付けと思わせない、ぐちゃぐちゃ遊びの鮮やかなお手並みを拝見した気がします。
あれよあれよと言う間に片付いていき、撤収作業完了。
最後のご挨拶を終えて無事終了です。
どちらのご家庭も、パパっと汚れ服を着替えて帰宅していきました。
過ぎてみるとあっという間でしたね! 濃い時間を過ごせました。参加されている親御さんも手際が良くて、サクサクっと撤収作業をして帰っていかれて嵐のようでした(笑)
今日の参加者さんは、過去に参加された方も多かったので、みなさんスムーズにご協力いただけました。
ぐちゃぐちゃ遊びにかける思い、秘密
お顔に絵の具がついている子も多かったですが、なにか気をつけていらっしゃることはありますか?
お子さんが気にせず遊んでもらえるように、口に入っても大丈夫な絵の具を使っています。お子さんはなんでも口に入れてしまうので。
家では絶対できない遊びができる場所は貴重なので、こういった心配りはありがたいです。ところで、かくこうさんはなぜぐちゃぐちゃ遊びの講師になりたいと思ったんですか?
娘が生まれたことがきっかけで、幼児教育の世界に興味を持ちました。子どもが必要な教育について勉強していくうちに「0歳〜6歳の小さい時に一番大事なことは遊ぶことなんだ」と気づいたんです。
その頃、ちょうど日本乳幼児遊び教育協会の会田夏帆さん考案のぐちゃぐちゃ遊び®に出会ってこれだ!!と直感しました。
でも、教室は通える距離にありませんでした。だったら自分で教室を作ってみようかな!ということで起業しました。
ないから作っちゃえ、という行動力が素晴らしいです! 教室を開講するために、どういったお勉強をされたんですか?
ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室には、プロフェッショナル講師の養成講座があるので、その講座に通いました。中には子どもの心理学や発達についても学ぶカリキュラムもあり、今の活動に生かせています。でも講座が開講されているのが横浜だけだったため、浦和から横浜まで通わないといけなかったのが少し大変でしたね。
こちらの未来あそびラボには、どのようなコースがあるのでしょうか?
3DAYS、6DAYSなどをご用意しています。継続して活動していく中で、新しい気づきが出てきたり、お友達とコミュニケーションを取ろうとするきっかけが生まれたりするお子さんがたくさんいらっしゃいますよ。
さまざまな個性のお子さんが来られると思いますが、大変なことはありますか? 例えば子どもの性格によっては人見知りをしたり、動き回ったりと、ワークショップに参加できない子もいると思いますが……
その辺りは、本当に自由に参加してもらう感じです。たとえば途中で手を洗わないと嫌な子がいたらそれでもいいし、あちこち歩き回っても、とにかく思い切り楽しむことが大事だと考えています。
泣いている子がいてもその姿が当たり前に受け入れられることが、この教室の良いところなのかなと思います。最初は人見知りで泣いてしまう子もいますが、何度かきてくださるうちに変化が見られることが多いです。ワークショップには1DAY型もありますが、3DAYSなど何度か連続できていただくワークショップもご用意があります。ぜひ複数回コースで、お子様の変化を見守っていただきたいです。
「ありのまま受け入れる」ということですね。
そうですね。泣いてもいい、見ていてもいい、手を洗いたいなら洗ってもいい、自由にありのままででいいんです。やっぱり、親子が笑顔で楽しめることが一番です。
まさにおっしゃっていた「お互いさま」の精神ですね! ぜひ日本全国に広がって欲しい……
そうですね。ぐちゃぐちゃ遊びをやっている間だけでも、周りの目を気にせずリラックスして楽しんでいただけたらと思います。ぜひ、ママ・パパ自身が遊びに来る気持ちで、未来あそびラボに来てくださいね。
ぐちゃぐちゃ遊び®の浦和親子アート教室詳細情報
ぐちゃぐちゃ遊び®の浦和親子アート教室 未来あそびラボ
公式URL:https://mirai-asobi.com/
公式LINE:https://lin.ee/E54Raun (お問い合わせはこちらから)
Instagram:https://www.instagram.com/mirai_asobi_lab/
講師
日本乳幼児遊び教育協会 ぐちゃぐちゃ遊び®認定講師 かくこうみずほ
アクセス
埼玉県さいたま市浦和区(JR浦和駅西口より徒歩約8分)
※自宅教室のため詳細は、お申込みの方へお知らせします。
料金
ワークショップの内容により異なりますので、公式HPでご確認いただくか、お問い合わせください。
取材・執筆:りお
写真提供:ぐちゃぐちゃ遊び®の浦和親子アート教室 未来あそびラボ