東京スカイツリー(R)
東京スカイツリーは、高さ634mの世界一高い自立式電波塔です。時間や天気、季節によって見える景色が変わるのが特徴です。他にも意外と知らない東京スカイツリーの魅力を広報さんに直接聞いてきました!
日本一高い名所、東京スカイツリー(R)のまだ知られていない隠れた魅力を聞きに行ってみた!
今回は東京スカイツリーの魅力を広報さんに取材しました!まだ行ったことがない方にはもちろん、行ったことがある方も必見のお話を聞いてきました!
目次
2012年5月に開業し、今年で9周年を迎えた東京スカイツリーは、高さ634mの世界一高い自立式電波塔です。都内にお住みの方なら、一度は目にしたことはあるでしょう。
東京スカイツリーは、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」または半蔵門線「押上(スカイツリー前)駅」からすぐの場所にあり、浅草やお台場など各所からシャトルバスも運行しています。都心からやや離れていると思われがちですが、実は手軽に行くことができるんです。
東京スカイツリーの魅力は、なんといっても他では味わうことができない絶景!東京都、千葉県、埼玉県を一望することができます。
昼と夜では景色の見え方も大きく変わります。後ほどご紹介しますが、この景色をより美しく見せるある工夫がされているそうです。
他にも、絶景を見ながら食事が楽しめるレストランやカフェがあったり、
個性的なイベントも開催しています。
今回はそんな東京スカイツリーのまだ知られていない隠れた魅力を広報さんに詳しく伺ってきました!
日本文化を感じることができる!こだわりのエレベーター
まずは4階の出発ロビーから地上350mの天望デッキまで約50秒で運んでくれる4つのエレベーターをご紹介します。このエレベーターは、日本の伝統技法と四季のイメージを組み合わせたデザインになっているんですよ。
すごい素敵ですね! 広報さんのおすすめはどれですか?
私はこの「夏・隅田川の空」がおすすめです! 全季節とても美しいのですが、夏は切子で制作されておりエレベーターの上昇中に照明が点灯したり消えたりして、花火が打ち上がるような演出が楽しめます。どの季節のエレベーターに乗れるかはランダムなので、当日のお楽しみです!
景色以外の見所も充実!天望デッキ
続いては、「フロア350」、「フロア345」、「フロア340」の三層から出来ている天望デッキへご案内します。エレベーターで上がってまず到着するのがフロア350で、こちらでは天望回廊に向かうエレベーターに乗り換えることができます。帰りのエレベーターに乗れるフロア340、345にはお土産ショップやカフェ、レストランが併設されています。
いきなり最高到達点は正直怖いので、まず350mで慣れてから行けるのはありがたいです。
地上350m地点と言うと、これから行く最高到達点451.2mと比べると劣るように聞こえますが、ここからの景色も圧巻です。エレベーターを降りると目の前に、東京都心を一望できる景色がお出迎えしてくれます。また、天望デッキを一周すると埼玉県や千葉県も眺められ、東京スカイツリーならではのパノラマ眺望をお楽しみいただけます。
エレベーターを降りていきなり絶景はテンションが上がりますね!
フロア350に展示されている「江戸一目図屏風」では、江戸時代の絵師、鍬形恵斎が描いた江戸全景の眺望なんですが、これがなんと東京スカツリーから見える景色と酷似しているんですよ。
もちろん上から一望できる建物なんて当時ないですよね? 昔の人の想像力すごい……。
是非この屏風と東京スカイツリーから見える景色を比べてみてください!ちなみに、フロア350の窓を見て何か気がつくことはありませんか?
え、なんだろう。ゴミが全然ついてない…とかですかね。
それも大変大切なんですが、実はフロア350の窓は、自分の姿が反射で写り込まない角度で設置されています。
え!? あ、本当だ!!
特に夜景などの素晴らしい景色を写真に収めようとすると、自分の姿が反射して良さが半減してしまうことって結構ありますよね。フロア350では、見たままの景色を写真に収めていただけます!
心配りがすごいな、東京スカイツリー……。
隅田川花火大会の2ヶ所の打ち上げ会場もご覧いただけます。このX字になっている桜橋付近が第一会場です。隅田川の花火の打ち上がる高さは約150mなので、東京スカイツリーにいれば上から花火を眺めることができます。
へー! 花火より高い位置から見下ろすのはすごいですね。
花火大会の日は、特別プランのチケットを販売するので、シーズンが近づいてきたら是非ホームページをチェックしてみてください!
※2021年度の隅田川花火大会は中止となりました。
日本一の高さから見る絶景にはある工夫が!天望回廊、ソラカラポイント
先ほどのフロア350からの景色もかなりすごかったですが、最高到達点からの景色はあれ以上ということですよね。ドキドキします…。
最高到達点451.2mのソラカラポイントから見える景色は、他では味わうことができない圧巻の景色です。ただ、ソラカラポイントに上るまでの景色もおすすめですよ!
ソラカラポイントまでは、天望回廊を歩いて向かいます。この通路は緩やかな坂道になっているので、自分の足で最高到達点まで上る感覚を楽しんでいただけるんですよ。
ちなみに、天望回廊は外から見るとこうなっています。
竜みたいのが塔に巻きついているみたいですね。遠くから見たら気が付かないので新鮮です。
天望回廊ではのんびり遠くの景色を楽しんでいただくのも良いですが、余裕があれば真下の景色もよく観察していただきたいです。例えば、こちらは奥の方は都心なのでビルに高さがありますが、手前の下町の方はビルが一気に低くなって街も碁盤のように綺麗に配置されています。
本当だ! 意識して見ると違いがはっきり分かりますね。
位置関係がよくわからない方は、参考マップもあるのでこちらを参考に馴染みの建物を探してみてください。
それから、天望回廊の中間地点で是非後ろを振り返っていただきたいです。どこまでもパノラマ景色が続いていて、まるで空中をお散歩している気分になれるんですよ。この景色は私も個人的にお気に入りです。
天気が良いと日差しも綺麗に差し込んで、幻想的な雰囲気がありますね!
約110mの回廊を抜けると、東京スカイツリーで一番高い地点の最高到達点451.2mに到着です!
おー! すごい景色であることは想像していましたが、実際にくると迫力が違いますね……。
雲がすぐそこにあるように見えて、飛行機に乗った時のような眺めですよね!
絶景を眺めながらこだわりの食事を楽しむことも
天望デッキには全てのフロアにカフェやレストランが入っていて、景色を眺めながらゆったりとお食事を楽しんでいただけます。
飲み物もなんだか幻想的に見えますね……。
フロア345にある「Sky Restaurant 634(musashi)」は、フランス料理の技法と江戸東京を意識した和のテイストを融合させた「東京キュイジーヌ」をお楽しみいただけるドレスコードありのレストランです。特別な日のご利用におすすめです。
夜景がすごすぎる……! いつもより素敵に酔えそうです。
スリル満点のガラス床
フロア340には、東京スカイツリーを支える鉄骨を間近で感じられるガラス床があります。
こっっわい!!鉄骨が間近だからこそ余計怖いです。
絶対に落ちないのでご安心いただければ……。ちなみによく見ると東京スカイツリーは足元が三角形になっていて、上部に上がるにつれて円形になっているんですよ。
この形状にすることによって、限られた敷地でもしっかり足元を支えて風や地震などの影響を最小限にすることができ、展望台では360度の景色を楽しむことができます。
へー! 設計の裏話も興味深いです!
インパクト大なお土産が充実!オフィシャルショップ
東京スカイツリーオフィシャルショップ「THE SKYTREE SHOP」は、フロア345内と1F団体フロア、そして5F出口フロアの3箇所にあります。一番大きな売り場は1F団体フロアなんですが、現在休止中なので、今回は5F出口フロアのTHE SKYTREE SHOPでおすすめの限定商品をご紹介します!
おすすめは「東京スカイツリーロングロール」です! ご覧の通り、スカイツリーのように長いバームクーヘンで、味も美味しいと大変好評です。
こちらのスカイツリーを模った瓶に入ったワイン「スカイツリーボトルワイン(白・赤)」も人気があります!
もちろん東京スカイツリーの公式キャラクター ソラカラちゃんのグッズもたくさんご用意しています。
どれもアイディアがすごい。ソラカラちゃんはお子さんが喜びそうですね!
ちなみに、フロア345内のTHE SKYTREE SHOPは入場券がないと入れないんですが、1F団体フロアと5F出口フロアのショップは入場券がなくても商品を購入できるので、東京スカイツリー限定のオリジナル商品をお探しの際は是非!
※1F団体フロアのTHE SKYTREE SHOPは現在休止中。再開情報等はこちらをご覧ください。
地上450mで行うヨガイベントも開催
東京スカイツリーでは、地上450mの天望回廊でヨガレッスンを行う『SKYTREE(R) YOGA』を2021年9月21日(火)から定期開催することになりました。
おお、開放感がすごそうですね…!
実は過去にも東京スカイツリータウンでは、定期的に東京スカイツリーの展望台や東京ソラマチ等でヨガイベントを開催してきました。そのような背景から、東京スカイツリーは2021年6月21日(月)に「ヨガの聖地」として認定されました。東京スカイツリーにちなんだオリジナルのヨガのポーズもできたんですよ!幻想的な景色で行うヨガで非日常体験はいかがでしょうか!レッスンの詳細や申し込み方法は公式ホームページをご覧ください!
いつ来ても新しい景色が見られる施設
東京スカイツリーは遠くから眺めた事は何度もありましたが、実際に上ってみないと分からないことばかりですね!
ありがとうございます! 東京スカイツリーは、時間や季節、天気などによって見える景色が全然違うので、何度来ても新しい景色を楽しんでいただくことができます。
ご家族、ご友人、恋人同士など、どんな方と来ても楽しむことができる施設なので、下から見上げるだけではなく是非実際に上ってみて下さい! もちろんお一人でのご来場も大歓迎です。 お待ちしています!
東京スカイツリー 施設情報・アクセス
東京スカイツリー ホームページ:https://www.tokyo-skytree.jp
営業時間
2021年7月12日(月)から当面の間 10:00~20:00 (最終入場19:00)
(通常10:00~21:00 最終入場20:00)
※THE SKYTREE SHOP や SKYTREE CAFE で、一部休業する店舗があります。
利用料金
●天望デッキ(当日券)
大人 平日 2,100円 休日 2,300円
中人(12歳~17歳) 平日 1,550円 休日 1,650円
小人(6歳~11歳) 平日 950円 休日 1,000円
●天望回廊+天望デッキ セット券(当日券)
大人 平日 3,100円 休日 3,400円
中人(12歳~17歳) 平日 2,350円 休日 2,550円
小人(6歳~11歳 平日 1,450円 休日 1,550円
他にもお得な前売り券などもあります。詳しくはこちらをご覧ください。
アクセス
〒131-0045 東京都墨田区押上1丁目1−2
東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」または各線「押上(スカイツリー前)駅」からすぐ。
その他、詳しいアクセス情報はこちらをご覧ください。
各地から発着しているシャトルバスに関しては、こちらをご覧ください。