(tefu) lounge
時間制カフェラウンジやミニシアター、シェアオフィス、スーパーマーケットやコーヒースタンドなどが一体化した「まちのラウンジ」。下北沢駅南西エリア「NANSEI PLUS」の中心に5階建ての複合施設ができました。家でも職場でもないサードプレイスとして、仕事にプライベートにご活用ください。
下北沢に誕生! ワークスペースやミニシアターが一体化した街のサードプレイス「(tefu) lounge」
下北沢駅・南西口エリア「NANSEI PLUS」にオープンした(tefu) lounge(てふラウンジ)は、「まちのラウンジ」をコンセプトとした複合施設。具体的にどんな施設なの? その多様な使い方を詳しくレポートします!
目次
2022年1月、下北沢駅の南西エリアに誕生した「(tefu) lounge」。読み方は「てふラウンジ」で、ラウンジスペースを中心とした5階建ての複合施設です。
どんな施設かというと……
プライベートや勉強に使える時間課金制のカフェラウンジや、
多様なカルチャーを発信するミニシアター、
シェアオフィスやレンタルスペース、
素材にこだわったスーパーやコーヒースタンドなどが集まっています。
(tefu) loungeのコンセプトは「まちのラウンジ」。リモートワークが増加し移動が減った昨今、自宅から徒歩20分圏内の暮らしをより充実させることを目的としたサードプレイスです。
(tefu) という名前は蝶々の旧仮名使い「てふてふ」に由来しています。バタフライエフェクトという言葉のとおり、個人の小さなアクションが街に影響を広げていく様子を意味し、()で蝶の羽を表現しました。
NANSEI PLUSの敷地内には今後、公園や園芸ショップ、ギャラリーなどもオープンする予定です。
下北沢駅の南西エリア「NANSEI PLUS」にはさまざまな建物がありますが、(tefu) loungeはその中心となる施設です。
場所は小田急線・下北沢駅の南西口改札すぐ。商業施設「シモキタエキウエ」ともデッキでつながっています。
駐輪場があるので、近隣にお住いの方は自転車で来ることもできますよ。
家でも職場でもない第三の居場所として、多様な使い方ができる(tefu) lounge。
そんな(tefu) loungeの中をご紹介します。
時間課金制のカフェ・ラウンジ「(tefu) lounge by KITASANDO COFFEE」
2階のエントランスを入ると、広いラウンジになっています。
ここが一般的なカフェと違うのは時間課金制でも利用できること。キャッシュレスカフェ「 KITASANDO COFFEE」が併設されており、1時間750円でコーヒーを含むドリンクが飲み放題です。
ひとり時間や友人との語らい、勉強や読書など、過ごし方は自由。1時間から利用可能で30分ごとに自動延長されます。「コーヒー1杯でカフェに長居するのは気が引ける……」という方も、ここなら時間課金制なので、お店に気を遣わず好きなだけ長居ができますよ。
ラウンジの利用方法は、専用アプリをダウンロードしたのち日程を選んで予約、来店したらQRコードをかざしてチェックイン。事前に予約ができるので、「来てみたら席がなかった……!」なんてことがありません。もちろん予約なしでのご利用も可能。ドリンクやフードもアプリから注文できます。
詳しくはこちら
自慢のメニューは、スペシャルティコーヒー(432円~)、選べるカフェラテ(540円~)など。ホットサンドやスイーツもあります。
コーヒーやスイーツを楽しみながら、思い思いのひとときをお過ごしください。
営業時間 9:00~21:00
利用料金 1時間750円(税込)・1日利用2500円(税込)※今後開始予定
https://kitasandocoffee.com/
3タイプから選べるワークスペース
(tefu) loungeの3階と4階は会員制のワークスペース。ラウンジ・ブース・ルームの3種類から、人数や用途に合わせて最適なスペースを選ぶことができます。
落ち着いたインテリアのラウンジ。2階のラウンジ同様、ゆったりくつろげる雰囲気です。
「月額ラウンジ会員」は、2階と3階のラウンジを好きなだけ使うことができます。
会員であれば無料で使えるwebミーティング専用スペースも完備。個室なので、急なweb会議が入っても会話を聞かれる心配がありません。
こちらはフリーランスや個人事業主におすすめのブース。「自宅では仕事が捗らない」「パーソナルな空間がほしい」といったお悩みを持つ方に最適です。お仕事はもちろん、勉強や趣味の作業をするための書斎として借りることもできますよ。
「個人向け月額ブース会員」になると利用できます(2名まで利用可能)。
こちらは4階の貸しオフィス・ルーム。法人向けで、1~10名まで利用可能です。共用部にはシェアキッチンとテラスがあり、オフィスとしての使い勝手はばっちり(共用部はブース会員も利用可能)。
リモートワークが増えた今、ワークスペースをお探しの方はぜひチェックしてみてください。料金などの詳細はこちら。
利用可能時間
ラウンジ・ブース会員 9:00~21:00
ルーム会員 24時間
ミニシアター「シモキタ‐エキマエ‐シネマ K2」
こちらは2階のミニシアター「シモキタ‐エキマエ‐シネマ K2」。下北沢は演劇や音楽など、サブカルを含めさまざまなカルチャーが融合する街。そんな「下北っぽさ」が色濃い映画館です。
上映する作品は、「文化的なアプローチでまちづくりに貢献する」という考えを大切に選んでいます。本編上映前のマナー動画には、地域住民の方々が出演しているのだとか。
チケットはレセプションにあるタブレットで購入できます。
時間を忘れて映画の世界に浸ってみては?
窓口営業時間 原則として朝の開場時間~21:00
座席数 71席
https://k2-cinema.com/
グローサリーやコーヒースタンドも充実
こちらは1階にある焙煎所兼コーヒースタンド・Belleville Brûlerie TOKYO(ベルヴィル ブリュルリー トウキョウ)。
パリの人気焙煎所が日本に初上陸しました。カフェではなくコーヒースタンドなので、立ち飲みかテラス席、コーヒーのテイクアウト、豆の販売がメインです。
さまざまな種類のコーヒー豆がずらり。中にはこんなユニークなコーヒー豆も!
コーヒー豆はもちろん店内で焙煎しています。
豊かなコーヒーの香りに、リラックスできること間違いありません。
営業時間 10:00~21:00
定休日 第1火曜日
メニュー例:コーヒー豆(ブレンド)250g 1950円~、コーヒー 390円~
https://belleville-japan.com/
こちらはナチュラルスーパーマーケット「ビオラル下北沢駅前店」。※写真はイメージです。2月26日(土)にオープン予定です。
ビオラルは、オーガニック食品や健康にこだわった商品を豊富に取り揃えたスーパー。首都圏では吉祥寺店に続く2号店です。
コンセプトは、オーガニック・ローカル・ヘルシー・サスティナビリティ。
忙しくてなかなか自炊できない方、身体にやさしいお惣菜はいかがでしょうか。
営業時間 10:00~22:00
定休日 元日、1/2
http://www.lifecorp.jp/store/bio-ral/
地域の暮らしを豊かにする、4つの路面店
NANSEI PLUSには、「食」をテーマとした4つの路面店があります。
※準備中の店舗も順次オープンします。
・洋食屋「BONA BONA PĒTIT」
大人から小さなお子様まで楽しめる、地元の洋食屋さんです。
営業時間 11:30~22:00
・リカーショップ&クラフトビアバー「TDM 1874 下北沢」
横浜のクラフトビール醸造所「TDM 1874」の下北沢店。店内ではビールに合わせた食事も楽しめます。
営業時間 11:00~22:30
・カフェ&レストラン「料理店 適温」
日常にやさしく溶け込む料理店。昼はカフェ、夜はレストランとしてご利用いただけます。
営業時間 11:00~24:00
・タコス食堂「KITADE TACOS 下北沢店」
神田の北出食堂が手がけるタコス食堂です。
営業時間 10:00~22:00
どれも気軽に入りやすいお店ばかりです。
仕事にプライベートに、さまざまな使い方ができる(tefu) lounge。近郊にお住いの方はぜひサードプレイスとしてご活用ください。
(tefu) lounge 施設詳細、アクセス
○公式サイト https://www.te-fu.jp/shimokita
○アクセス
住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-21-22
小田急線下北沢駅 南西改札口から徒歩0分
京王井の頭線 中央改札口から徒歩3分
取材・執筆:吉玉サキ