

モビリティリゾートもてぎ
モビリティリゾートもてぎは、大自然の中にサーキットとグランピング、空中アスレチック、立体迷路などが集結。家族や友達みんなで遊べる森の中のモビリティテーマパークです。
モータースポーツとアスレチックが充実のグランピング! モビリティリゾートもてぎに行ってきた
「人と自然とモビリティの融合」を掲げるモビリティリゾートもてぎのグランピングやアスレチックを取材。1日では遊びきれないアクティビティ量と大自然に、心も体もリフレッシュできました。
目次
1日たっぷり体を動かしたいとき、
自然の中でしっかり癒やされたいときにオススメな施設です——

モビリティリゾートもてぎは栃木県茂木町にある自然に囲まれたモビリティパーク。
元の『ツインリンクもてぎ』という名前にピンとくる人も多いかもしれません。SUPER GTやMotoGP™日本グランプリの開催サーキットとしても有名なこの施設が、開場25周年を迎え、2022年3月に『モビリティリゾートもてぎ』の新名称で次のステージに向け新たなスタートを切りました。
もちろんモータースポーツに関連したアトラクションは充実。
車やバイク好きにとって最高の遊び場ですが、魅力はそれだけに止まりません。

遊びの拠点となるグランピングエリアは、満天の星やこだわりのバーベキューを楽しめてロケーションもバツグン。
広大な敷地では、森で遊んだりハイキングをしたり、アスレチックに挑んだり。自然の中で思いっきり体を動かせます。
モータースポーツと野遊びが両立できる場所って珍しいですよね。
SDGs教育的にも良さそうな場所で、親子連れや学校の団体客を多く見かけました。
スムーズに行けば東京から車で片道2時間なので、意外にも日帰りで満喫可能。
体を動かすのが大好きで1日で色んな種類の遊びをしたい人は絶対に気に入るはず。
山に疲れたらミニバイクとかで遊べばいいので運動不足の大人にもオススメ!
そんなモビリティリゾートもてぎの楽しみ方を、広報の金子さんに聞きました。
大人も子どもも遊んで学べる、自然とふれあえる施設です。さっそくご案内します!
ここでできることリスト
モビリティリゾートもてぎの広さは約640ヘクタール(=東京ドーム137個分)もあるんです。施設内で体験できるアクティビティも多種多様なので、まず何ができるのかまとめておきますね。
◎グランピングで贅沢なキャンプ体験
・タイプが選べる快適なテント
・コンセルリンクでの焚火
・ホテルシェフ厳選のBBQ
・季節の星座が楽しめる星空観測
・満天の星を望めるホテルの露天風呂 など……◎里山の自然とアスレチックで体を動かす
・2種類の爽快なジップライン
・森をテーマにしたアトラクション
・森の中のアスレチックで遊び尽くす
・自然観察や森の散策 など……◎モータースポーツ関連の体験に興奮
・自由に操れるクルマやバイクのアトラクション
・間近で見られるサーキットのレーシングコース
・約300台のホンダ製品が展示されたミュージアム などなど……
敷地が超広いから、やれることも超多い!
山を駆け、サーキットでアドレナリンを放出し、お肉を食べて星を眺めて眠りにつく。現代人が失った野生を取り戻せる場所ってことですね?
普通に自然に癒やされて欲しい〜。
まずは、もてぎの環境を満喫できるグランピングサイトからご案内しますね。
遊びの拠点『森と星空のキャンプヴィレッジ』
自分に合ったスタイルを選べる、豊富な種類の宿泊サイト
国内でも早い時期にグランピング施設をオープンしていたモビリティリゾートもてぎ。
元々の人気に加え近年のキャンプブームもあり、2021年にも増床を行いました。
ベルテントや、ホイップクリームのような形をしたロータステントでグランピングする定番の過ごし方や……
エアコン完備で安心のログキャビンや、自分のテントでキャンプができる林間サイトなど、様々なスタイルが選べます。
種類が多くて楽しいですね。宿泊サイトを選ぶ際の基準はありますか?
希望の滞在スタイルやご利用の人数に応じて選んでいただければよいと思います。
グランピングは食事付きプランがあり、手ぶらで贅沢なキャンプ体験ができるのでファミリーにおすすめです。ログキャビンや林間サイトは、グループやソロで、こだわりのアウトドアグッズや好みの食材を持ち込んで自己流のキャンプが楽しめます。
多様な過ごし方ができていいですね! 特に人気のテントが知りたいです。
それでは、昨年オープンした「ロータステント ワイド」という一番大きなテントをご紹介しますね。
衝撃の広さ! ロータステント ワイドとベルテント 森のテラス
沢山のテントの中でも特に目を引くロータステント ワイド。
中に入ってみると……
広い! 人生で見たテントでいちばん広いかも!
大人も身をかがめる必要がない快適空間ですね。
1日3組限定、2〜6名様用の大きなテントです。不便のない過ごし方ができるので、小さなお子様のいるファミリー、女子会でも人気です。
ロータステント ワイドからは里山の景色も一望できますし、天窓が開くので星空を見ながら眠れます。
星が見えるんですか?

とっても綺麗に見えるんです!
サーキットに隣接しているので星の光を遮るものがなく、絶好の天体観測スポットだと思います。
里山に囲まれている強みですね。まったりしながら ほうき星を探したいです。
もっとプライベート感が欲しい方には、1日1組限定で贅沢なグランピングを体験できる「ベルテント 森のテラス」もオススメです。森の中には専用の焚き火エリアもご用意しています。
こちらも広い! 静かな森の夜を満喫できそうですね。
ホテルシェフ厳選のBBQ


BBQプランでは、当施設のシェフが厳選した旬の食材をお楽しみ頂けます。
肉〜〜!! ジビエを気軽に選べるのは嬉しいですね。

翌朝には、テントサイトに朝食BOXをお届けします。鳥のさえずりを聴きながら、爽やかな森時間を堪能できますよ!
料理がおいしいキャンプって気分があがりますし、ステキな朝を迎えられそうですね。シェフに感謝。
そう、ホテルも 露天風呂もあります

場内にはホテルもあるので、「テントで寝るのは苦手!!」という方は、ホテルステイを選んで気軽に泊まって遊ぶこともできます。

キャンプ宿泊のお客様もホテル館内の「のぞみの湯」がご利用できます。ゆっくり寛げるので、心も身体も癒されますよ~。
お風呂にも入れるキャンプ場って最高すぎる!!
良い拠点があると、遊びに出かける気持ちも軽くなりますよね。
贅沢なグランピングと様々なアクティビティをまとめて楽しめる気軽さや安心感が自慢なので、ぜひ好みの宿泊プランを見つけてみてください!
詳しい宿泊情報はこちら→ https://www.mr-motegi.jp/f-glamping/
充実のアクティビティ&アトラクション
モビリティリゾートもてぎには、森の中で自然体験ができるハローウッズ、アスレチックや車・バイクのアトラクションが集まったパーク、そして車好きにはたまらないホンダコレクションホールと、とにかく色々な遊びが集まっているので、一気にご紹介しますね!
山と森を遊び尽くすハローウッズ
ここが「ハローウッズ」の入り口です。さっそく入ってみましょう。
開放感がすごくて良い眺め!!
約42ヘクタールの広大なフィールドを持つ「ハローウッズ」は、モビリティリゾートもてぎを象徴する遊んで学べる自然体験エリアです。20年以上前から豊かな森づくりにも取り組んでおり、約2500種の生物種が確認されています。
大人も子供も体を動かして、人と自然と社会のつながりに気付くきっかけになればと思っています。
約42万平米!? 広すぎじゃない?
なので、いま見えているどんぐり広場も全体マップだとほんの一部です。
広い遊び場って、単純にテンションが上がりますよね。
森のアクティビティの目玉はジップラインです。
メガジップラインつばさは、往復561mの爽快な空中散歩が体験できます。上空から、広大な自然とサーキットを眺められるんです。
実際に見るとかなり長いですね。
森のジップラインムササビは、ガイドと一緒に鳥や生きものの目線で森の中を巡ります。冒険感があってオススメです。
宿泊者限定で早朝や夕焼けの時間帯も予約可能です。
ハローウッズの森は自由に散策できます。植物や生きものを見つけたり、四季折々の景色を眺めたり、思いっきり森遊びと自然を満喫してくださいね。
お子様連れの方には、9個の生きものがランダムに描かれたカードでビンゴにチャレンジしながら森を巡るアトラクション「森のファミリーウォークTEKUTEKU」もおすすめです。自然にふれながら、森のお散歩を楽しめます。
子どもの頃、こういうウォークラリー的な遊び大好きでした。宝探しみたいでワクワクしますよね!
森の中にはアトラクション以外にも見どころが沢山あるので、山道を1周するだけで満足感もあると思います。
森林浴って気持ち良いですね〜。泊まる前提で体力がゼロになるまで遊びたくなりました! でも、運動不足なのですでに体力の限界が近いです。野生、取り戻せなさそうです。
森で遊びながら、少しずつ体力を取り戻していきましょう。
パークの巨大アスレチックで体を動かす
ハローウッズでは沢山の森遊びができますが、パークでは巨大アスレチックに挑戦できます。
森をテーマにしたアトラクションなので、ここでも遊びながら学べちゃいますよ〜!
大人の体力の限界に挑戦できちゃう素敵な施設〜!
迷宮森殿 ITADAKI
迷宮森殿ITADAKIは、森の生態系をテーマにした5階建ての立体迷路です。
14ケ所のスタンプを集めながら頂上を目指します。巨大な生きもののオブジェが登場するので、小動物になった気分で写真を撮るのも楽しいんです。


アスレチック自体が、森の生態系ピラミッドの立体図鑑になっています。どんぐりを食べる小動物や、更にそれを食べる肉食動物、頂上に君臨する猛禽類と出会えます!
森感覚アスレチック DOKIDOKI
次は、森感覚アスレチックDOKIDOKI。どんぐりの木をモデルにした木登り型アスレチックです。
難易度が選べる39ケ所のアスレチックポイントがあるので、親子で競い合ったり、助け合いながら挑戦することもできます。小学生以上が対象です。


おっきなどんぐりと良い眺め!
絶対楽しいやつ!!

迷宮森殿ITADAKIの横には、栃木県の有名店とコラボしたジェラート屋さんがあります。お子様とパパが遊んでいる間に、ママ達はひと休みできちゃいます!
アスレチックをクリアしてみんなで食べるって手もありますよね!
巨大ネットの森 SUMIKA
最後は屋内タイプのアスレチックだ! 涼しい!

約1000m²の巨大ネットアスレチック「巨大ネットの森 SUMIKA」 は、生きもの達の隠れ家をイメージしています。音と光で森の24時間と四季を演出しているので、遊んでいる最中に変化する雰囲気を楽しんで下さい。
クツを脱ぐのでリラックスして、汚れを気にせず遊べますね。屋内施設は気温や天候に左右されないので、休憩がてら立ち寄るのもいいかも。
涼しくて元気出てきたのでちょっと行ってきます!
よっ。
ほっ。
ハァ…ハァ……。
大人になってからの上下移動って楽しいですね。
楽しんでもらえたなら良かったです。ちなみにキャッチフレーズは「逃げて、隠れて、生き延びよう!」です。オオタカやヘビといった捕食動物から隠れる小動物になりきって遊んで下さい。
森の暮らしは甘くないぜ……
もちろん車とバイクのアトラクションも充実
モビリティリゾートもてぎのパークには、レーシングカーやオフロードマシン、教習所をモチーフにしたクルマなど、3歳から大人まで操る楽しさを体感できるアトラクションがあります。
これだけ種類があると、ドライビングテクニックに合わせて無理なく楽しいアトラクションを選べますね。
運転免許が必要なレーシングカートは、本格的でやっぱり人気です。個人戦と団体戦のイベントも開催されているので、ひとりでもグループでも本気で遊べます。
ちなみに、普通運転免許証をお持ちでない方やお子様(身長が140cm以上ある小学4年生~中学生)も、チャレンジカートで基準タイムをクリアすればレーシングカートに乗ることができますよ。
バイクのアトラクションも同じく充実しています。 アクセルとブレーキ、コーナリングを駆使して1000分の1秒のタイムを競い合ってください!
クルマもバイクも充実していてワクワクしますね。大人も子どもも気軽に楽しめるカート系アトラクションの存在が貴重なのでありがたいです!
壮観! 歴代の乗り物たち!
ホンダコレクションホールでは、伝説のF1マシンやGPマシン、時代を彩った市販車など約300台のホンダ車を展示しています。ホンダのものづくりの歴史が詰まったミュージアムです。
展示車両はどれも間近で見られます。車両は動態保存しているので、エンジン始動や動態テストなどのイベントも定期的に開催しています。
圧巻! クルマが少しでも好きな人は絶対来たほうがいいですね。
限定グッズも取り扱っているので記念にぜひ!
あとはもちろん、国内外の様々な名勝負が繰り広げられてきた広大なサーキットも見学できますよ。
肉眼で初めて見るサーキット、想像の何倍も広くて驚きました!
詳しいアトラクション・アクティビティ一覧はこちら→ https://www.mr-motegi.jp/park/guide/
モビリティリゾートもてぎは「自然と車」両方を満喫できる最高の遊び場でした
グランピングや沢山の遊びを通して気軽に里山に触れ、人と自然の関わりについて考えることができる施設です。都会では体験できない広大な茂木の自然の中で思い切り羽を伸ばし、ご家族やご友人と様々なアクティビティに挑戦して、気持ちもリフレッシュしてください。
モビリティリゾートもてぎで、何か発見を得て日常に戻って頂けたら嬉しいです。
サーキットと森のアスレチック、グランピング場が同じ施設内で楽しめるって、改めて特異でお得感もありますね。来ればとりあえず、良い意味で頭を使わず、悩まず翌朝まで楽しめる量の遊びがあったので、気軽に泊まりに来てほしいですね。
施設情報、アクセス、駐車場
モビリティリゾートもてぎ公式サイトhttps://www.mr-motegi.jp/
施設利用案内
営業時間:シーズンやイベントによって変動。
詳しくはこちら→ 営業時間のご案内
住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
詳しいアクセス方法はこちら→ 所在地
TEL:0285-64-0001(代表)
取材・執筆:勝山ケイ素