Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)
ファーブルに学ぶ!体感する昆虫展TOKYO開催!昆虫好きは東京ドームシティに
東京ドームシティ・Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)で開催されているイベント「ファーブルに学ぶ!体感する昆虫展TOKYO」に行ってきました。ファーブルの『昆虫記』をテーマに、遊びながら学べるアトラクションがいっぱい。夏休みの自由研究にぴったりです。2022年9月4日(日)まで開催中!
目次
この夏、東京ドームシティにて「ファーブルに学ぶ!体感する昆虫展TOKYO」が開催されます。
開催期間は2022年7月8日(金)〜2022年9月4日(日)。
「見る! 知る! 触れる!」をテーマに、アンリ・ファーブルが記した『昆虫記』の世界を体感できるイベントです。
70点以上の昆虫標本や……
オオクワガタやヘラクレスオオカブトなど昆虫の生体展示、
実際に昆虫と触れ合えるスペース、
巨大昆虫ロボットも!
その他にも子どもが遊びながら学べるアトラクションがいっぱいです。スカラベ、オオクジャクヤママユ、ヌリハナバチなど、ファーブルの研究をわかりやすく解説した展示もあるので、夏休みの自由研究にもぴったり。
また、開催期間中は売店にて昆虫の生体販売を行っています。おうちに連れて帰り、ファーブルのように観察日記をつけるのもいいですね。
場所は、東京ドームシティ内にあるGallery AaMo(ギャラリー アーモ)。
東京ドームシティは下記の駅からすぐでアクセス良好です。
・JR「水道橋駅」
・都営地下鉄三田線「水道橋駅」
・東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」
・都営地下鉄大江戸線「春日駅」
現在開催中の「ファーブルに学ぶ!体感する昆虫展TOKYO」に行ってきました!
ファーブルの世界を体験し、遊びながら学ぼう!
会場に入ると、ずらりと並んだ蝶やカブトムシの標本に圧倒されます。その数なんと70点以上!
カラフルな蝶の標本。色や模様がそれぞれ少しずつ異なるのが面白く、昆虫に詳しくない私も見入ってしまいました。美術品を眺めるような気分。
大人の手と同じくらいの大きさ。こんなに大きな昆虫が飛んできたら叫んでしまいそう……。
これらの標本はすべて、千駄木にあるファーブル昆虫館「虫の詩人の館」が所蔵するコレクションです。ちなみに、会場内ではファーブルが作曲したというオルガン曲が流れていました。多才な人だったんですね。
ファーブルが熱心に研究した昆虫「スカラベ」の解説。子どもでも理解しやすいような言葉で書かれていて、とてもわかりやすいです。他にも多数の解説がありました。
こちらは「スカラベのなし玉さがし」。ファーブルがスカラベのなし玉(スカラベが西洋梨のような形の玉の先に卵を産みつけたもの)を探したように、砂を掘ってなし玉や虫を探します。
……と言っても、砂は人工的に作られたもので、なし玉や虫も絵に描かれたもの。ファーブルの活動を、安全に衛生的に疑似体験できます。
こちらは「スカラベの巨大ふん玉」。もちろん本物ではありません。スカラベが人間サイズだったら、ふん玉はこのくらいの大きさになるそう。スカラベはこんなに大きな玉を転がしているんですね。
ヌリハナバチの巣を模した「ヌリハナバチ迷路」。大人の私には簡単すぎてすぐにクリアできてしまいましたが、お子さんにはちょうどいい難易度かもしれません。
「ふしぎなトンネル」では、壁一面の蝶々が万華鏡のように回転するため、まるで床が動いているかのように錯覚してしまいます。そのためまっすぐ歩けず、フラフラになりました。
トンネルを抜けると、巨大な昆虫ロボットが登場する「巨大昆虫の森」。自分より大きなカブトムシやカマキリを前に、まるで自分がアリになったような気分です。
本物とガシャポンを見比べよう! 昆虫の生体展示
こちらは生体展示コーナー。12種類のクワガタやカブトムシと、バンダイのガシャポン「いきもの大図鑑」の精巧なフィギュアが並べて展示されています。
「いきもの大図鑑」のオオクワガタ。
こちらが生きているオオクワガタ。
本物とガシャポンを見比べると、大きさやツヤツヤした質感がそっくりなことがわかります。
ヘラクレスオオカブトの生体。
他にも、コーカサスオオカブトやギラファノコギリクワガタなど、人気の昆虫がたくさんいました。
すき間にはさまっているクワガタがいたので、係員の方に「これ大丈夫ですか?」と尋ねると、「この子はすき間が好きなんですよ~」と言われました。係員の方は皆さん昆虫に詳しく、質問すると気軽に答えてくれます。
また、会場内には「いきもの大図鑑」のガシャポンもありました。お目当ての昆虫をゲットできるといいですね!
カブトムシやクワガタに触ることができる、昆虫ふれあいの森
昆虫展の目玉とも言える「昆虫ふれあいの森」。
エリア内は時間交代制で、生きているカブトムシやクワガタに自由に触れることができます。
中に入ると、木にたくさんのカブトムシとクワガタが。
撮影していたらいきなり飛んできたので、思わず叫んでしまいました。係員の方いわく「元気な子が多いんです」とのこと。
係員の方が昆虫の掴み方を教えてくれました。
クワガタは腹を横からつまむように持ち、カブトムシは小さいほうの角をつまむのだそう。木にしがみついている子は、お尻を軽く押して歩かせると掴みやすくなるそうです。
私は触れなかったので、編集部のスタッフに掴んでもらいました。
元気な子たちばかりとはいえ、たくさんの人間と触れ合っていると昆虫も疲れてしまうかもしれません。触れ合うときは、どうか優しく触ってあげてください。
生体販売もしているミュージアムショップ
展示会場を出るとミュージアムショップになっています。こんなに可愛いぬいぐるみなら、本物に触れない私でも大丈夫!
高円寺の昆虫専門店「むし社」さんによる生体販売も。むしかごや餌など、飼育に必要なものをまとめて購入できます。
さすが人気のヘラクレスヘラクレス(ヘラクレスオオカブトの一種)はいいお値段!
お手頃な子もいました。
気に入った子がいたら、家族に迎えてみてはどうでしょう?
ワークショップやコラボメニューも!
会場の外では関連イベントとして、親子で楽しめるワークショップが開催されます。段ボールやプラバンで昆虫を作ったり、キットを使って砂の塊の中に埋まっている昆虫のフィギュアを掘り出したり。
ワークショップ開催日は、
・7月9日(土)〜9月4日(日)の土日祝日
・8月8日(月)~8月12日(金)の平日
時間は10:00~17:00であればいつでも受け付けています。
こちらは東京ドームシティ内のレストラン「MLB café TOKYO」。
昆虫展の開催期間中、こちらと「HOT DOG STAND」の2店舗で、昆虫にちなんだ限定コラボメニューが販売されます。対象メニューを購入した方にはノベルティをプレゼント(無くなり次第終了です)。
森林メロンソーダ/700円
昆虫たちが住む森のような、鮮やかな緑色のソーダ。レモンの酸味がアクセントになっています。
ヘラクレスオオカブトピザ/1,320円
ヘラクレスオオカブトの羽をパプリカ、角をナスで表したピザ。写真ではよく見えませんが、足は塩昆布で表現されていました。塩昆布の塩気がピザにベストマッチ!
※営業時間は各店舗に準じます。
※「MLB café TOKYO」は、貸切営業のためご利用いただけない日程がございます。詳細は公式HPをご確認ください。
「ファーブルに学ぶ!体感する昆虫展TOKYO」は、まるで『昆虫記』の世界に迷い込んだようなイベントでした。昆虫にあまり詳しくない私でも楽しめたので、昆虫が好きな人ならば夢中になること間違いなし! 夏休みの思い出に、ぜひ足を運んでみてください。
取材・執筆:吉玉サキ
イベント情報
- 開催日
- 2022/07/08 ~ 2022/09/04
- 開催時間
- 10:00~18:00(最終入館は閉館30分前)
- 会場名
- 東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)
- 会場場所
- 〒112-0004 東京都文京区後楽1-3-61
- チケット
- 一般 1,600円
中・高校生 1,300円
こども(4歳以上)1,000円
※3歳以下は入場無料(単独入場はご遠慮ください)