鉄道博物館にて収蔵資料展｢鉄道写真家・南 正時作品展～蒸気機関車のある風景 西日本編〜｣開催

鉄道博物館にて、2022年3月5日（土）〜6月13日（月）の期間、｢鉄道写真家・南 正時作品展～蒸気機関車のある風景 西日本編〜｣を開催。鉄道写真家・南 正時氏より寄贈を受けた作品の中から、蒸気機関車をテーマにした作品展の第2弾として、西日本の各地で撮影した写真を中心に代表作約70点が展示されます。

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鉄道博物館にて、収蔵資料展｢鉄道写真家・南 正時作品展～蒸気機関車のある風景 西日本編〜｣が開催されます。

鉄道写真家・南 正時氏より寄贈を受けた作品の中から、蒸気機関車をテーマにした作品展の第2弾として、西日本の各地で撮影した写真を中心に代表作約70点を展示。

半世紀にわたる活動を通じて“鉄道写真”というジャンルを確立した南氏の作品のうち、自然豊かな日本の風景の中を走る蒸気機関車の姿を中心に、南氏の作品世界を紹介します。

また特別イベントとして南氏によるトークショーも開催！

※本展は、2020年10月から2021年1月まで開催した、東日本の蒸気機関車がテーマの第一弾に続く展示会となります。
※内容は、急遽変更になる場合があります。

作品展の見どころ

今回の作品展では、南正時氏の約半世紀にわたる写真家生活を通じて撮影した作品の中から、各地で活躍した蒸気機関車の姿、約70点を紹介。国鉄線路上から蒸気機関車が姿を消していった1970年代に、南氏が全国を巡り撮影した写真の中から、前回の東日本編の続き、西日本編として北陸、関西、山陰、九州の各線で撮影した作品を展示します。

動力近代化により消え行く蒸気機関車と、日本の原風景ともいうべき美しい光景の中、力強く走る蒸気機関車の姿は郷愁を誘い、見る者を魅了してやみません。

また今回は、蒸気機関車最終期のさまざまな形態のバリエーションや、1972年の鉄道100年の記念行事、明治期以来の鉄道施設についても紹介します。

｢鉄道写真家・南 正時作品展～蒸気機関車のある風景 西日本編〜｣開催概要

期間	2022年3月5日（土）〜6月13日（月）
場所	鉄道博物館 本館2F スペシャルギャラリー1
入場料	無料 ※鉄道博物館の入館料のみでご覧になれます。
主催	鉄道博物館
後援	東日本旅客鉄道株式会社 さいたま市

特別イベント「南 正時氏トークショー」の開催について

本展の開催に合わせ、南正時氏ご本人によるトークショーを開催！展示作品の解説、写真作品保存への取り組みなどについてお話をうかがいます。

開催日	2022年3月19日（土）、20日（日）
時間	13：00〜14：00 15：00〜16：00 各日2回開催
場所	本館2F てっぱくシアター
料金	無料 ※入館料のみで参加できます
定員	各回24名（先着順）

※開催当日に、てっぱくシアター前に設置している予約受付表にお名前を記入してください 。
※待機列による「密」「密接」を避けるため、開始5分前に会場にお越しください。

南 正時（みなみ まさとき）のプロフィール

1946（昭和21）年、福井県武生町（現・越前市）に生まれる。
1967（同42）年、アニメーション制作会社｢Aプロダクション（現・シンエイ動画）｣入社。
写真家・中村由信氏の推薦で月刊『フォトコンテスト』の招待作家として鉄道写真を発表。
テレビアニメ｢ルパン三世｣制作時に、同作画監督の故大塚康生氏の推薦もあり『週刊漫画アクション』編集者と知り合い、同誌の口絵に｢SLを追って｣連載開始。
1971（同46）年フリーカメラマンとして独立。同誌連載のほか学習図書、『旅行ホリデー』（毎日新聞社）などに作品を発表。
1975（同50）年、勁文社の大百科シリーズ『機関車電車大百科』で初の著書刊行、このシリーズは大ヒットして以後20冊刊行。
1988（同63）年、オリエント急行来日に際し、フジテレビの番組監修、公式カメラマン就任。
以後、鉄道ジャーナル誌や一般書籍を数多く手掛け、ラジオのレポーター、特番、テレビCMにも出演。現在は週刊東洋経済、鉄道雑誌のコラム連載のほか、近著に『山手線駅ものがたり』（天夢人・山と渓谷社）。

鉄道博物館の入館料につて

入館料 （税込）	一般	小中高生	幼児
前売料金 （前日まで）	1,230円	510円	210円
当日料金	1,330円	620円	310円

※幼児3歳以上未就学児。
※ご入館の際は、指定のコンビニエンスストアで販売する時間指定の「入館券」（枚数限定）を事前にご購入ください。なお、障害者手帳等、各種利用券等をお持ちの方は事前に入館券をご購入いただく必要はありません。直接博物館へお越しください。

広報さんからメッセージ

ご好評いただいた東日本編に続き、西日本編の開催が決定しました。南氏ご本人をお迎えしてのトークショーも開催いたします。ぜひこの貴重な機会に鉄道博物館へご来館ください。

※内容は新型コロナウイルス感染症拡大防止の事由等により予告なく変更、または中止となる場合がご
ざいます。

 

ライター：青井千夏