暮らしを変える分身ロボット？「そだてるタウン」に行ってみた

三菱電機グループが運営するMEToA Ginza（東京・銀座）では、2022年3月17日〜 2022年6月14日の期間限定で「そだてるタウン －暮らし方が変わる、分身ロボットの可能性と未来－」を開催中！イベントのコンセプトは「サステナブルな社会への第一歩は、一人ひとりがまず自分で考えること」。分身ロボットを遠隔操作して人助けをしたり、デジタル仮想通貨を使ったAR体験がで出来たり、最近リリースされた駅と街のガイドブックアプリ「ekinote（エキノート）」を体験出来たり、三菱電機グループの技術や製品、ソリューションを通して、社会的課題やその解決方法について、楽しく学ぶことができます。​

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「ワクワクする
サステナブルを、ここから。」

 

2022年3月17日、「METoA Ginza（東京・銀座）」に分身ロボットの可能性と未来をテーマにした展示・体験イベントの「そだてるタウン」が期間限定でオープンしました！

分身ロボットを操作して仮想都市の課題を解決したり、

ロボットを遠隔操作してケーキをデコレーションしたり、

デジタル地域通貨がテーマのARを使ったアトラクション体験をしたり、

駅と街のガイドブックアプリ「ekinote（エキノート）」を体験したり、

イベント限定メニューに舌鼓を打ったりと、思う存分楽しんできました！

それではさっそく当日の様子をご覧ください 。

企画展示「暮らし方が変わる、分身ロボットの可能性と未来」

まずは、今回のメインである「暮らし方が変わる、分身ロボットの可能性と未来」から。

こちらのコーナーでは、まず入場時にタブレットが渡されます。

次に床のマークへ足元を合わせて、

目の前の大画面をタブレットで操作していきます。

操作するロボットの名前とカラーリングは自由に選べるので、

環境によさそうな全身真緑にしてみました。いい感じだ。

ロボットの設定を決めると、いよいよゲーム（？）スタート！

画面に表示される4項目の中から、自分が実現したいシーンをふたつ選択。

ひとつ目は、僕は「人間ができないような危険な作業や環境こそロボットが最大限活きる！」という考えがあるので、「（防災）人の安全と生活の基盤を守りたい」にしてみました。

画面が変わり、分身ロボットの操作開始！

困っているおばあさんを発見！どうやら荷物が重くて困っている様子。

ここから先はネタバレになってしまうため詳しくは話せませんが……、

タブレットを操作しながらさまざまなイベントをクリアしていきます。

これがなかなか難しかった……！ちょっとアトラクションゲームっぽさも兼ね備えています。

そうこうするとミッションクリア！

おばあさんも笑顔になって大満足。めでたし、めでたし。

ひとつのミッションをクリアしたあとは、もうひとつの選んだミッションです。

みなさんもぜひ実際に試してみてください！

最後、そだてるタウンへメッセージを添えて住民登録をすると……、

自分の分身ロボットとメッセージが「みんなの声で成長する街」の画面に表示されます。

これからも元気でね！

体験展示「分身ロボットを遠隔操作してケーキをデコレーションしてみよう！」

次は、医療ドラマに出てきそうなロボットの遠隔操作を体験します。

こちらでは指先の細かな動きをロボットへ伝えたり、逆にロボットの力加減を色で操縦者に伝えたりできます。また来たか、可能性の塊。

この囲いの中に手を入れて手を動かすと……、

こちらのロボットが動く仕組み。

2Fの分身ロボットは主に力作業メインで活躍してもらいましたが、この分身ロボットは繊細な指先の作業が得意。

人間と同じように、ロボットもそれぞれ得手不得手があるのには親近感を覚えます。

結果から言うと、この遠隔操作は……、

むっちゃくちゃムズかった。

ただ、「これが実用化したら医療業界や製造業界でとんでもないことになりそう」とも思いました。

例えば、日本にいながらブラジルの患者さんの心臓手術が遠隔操作できる！とか。

とんでもねえ時代だ。

体験展示「そだてるコインAR／顔認証決済」

続いては、AR（＝Augmented Realityの略。拡張現実）を使ったアトラクションスペースへ突入。

ARとは、ざっくり言うと、

「目の前の実在する風景にスマホやタブレットなどのデバイスをかざすと、そのデバイス越しに実在の風景に沿った映像や文字が表示される技術」

です。

有名なところで言えば、「ポケモンGO」などはまさにARですね。

例えばこの映画館の模型に、

渡されたタブレットをかざすと、

演出表示。

といった形で、ここではARの技術を使った仮想都市「そだてるタウン」を、タウン限定のデジタル仮想通貨金「そだてるコイン」を使って活性化していくアトラクション体験ができます。

街にはさまざまなお店があり、各店舗でイベントがあります。まず1軒目は魚屋さん。

ここでそだてるコインを使って買い物をすると、

タブレット越しで演出。

こちらも一見普通の靴屋さんのミニチュアですが……、

タブレット越しだと店員さんがこんにちは。

最終的には、コインを使用してGETしたポイントが表示されます。おそらく普通にプレイすれば100ポイント満点になる、はず！

スペースの最後では、顔認証決済の擬似体験もできます。

「〜Pay」のように、地域ごとに「練馬Pay」みたいなのがあって特典が充実していれば、流行るのかも……？

体験展示「ekinote@そだてるタウン」

体験展示の締めは、約9,100に及ぶ日本全国の鉄道駅とその周辺の街の魅力を再発見・収集を目的に作成されたアプリ「ekinote（エキノート）」の擬似体験。

「出会う」と「育てる」体験ができます。

例えば、「出会う」では、その街についての豆知識（トリビア）が表示されるので、気になる項目をクリック。

すると、その項目についての詳しい解説が登場。

銀座にある緑色のポスト。まったく知らなんだ。

一方、最初に戻って「育てる」では、自分が詳しい街や好きな街の情報を入力できます！

僕は以前住んでいた練馬区の大泉学園を選び、どういう街が入力しようとしたところ……、

なぜか不適切な表現判定（笑）。

気を取り直して文言を修正するとOKでした。

このように集められた情報は、ekinoteの開発に活かされています！

みんなで育てるekinote。まさに街と駅のガイドブックアプリでした。

イベント限定メニュー

展示コーナーのあとは、METoA Ginza 1Fにある「METoA Cafe & Kitchen」でイベント限定メニューを味わいます！

サスティナブルフードをコンセプトにしたメニューで、このサルサには肉の替わりに大豆ミートが使用されており、ベジタリアンもOK（一部ソースを変更すればヴィーガンもOK）。

だかしかし！

味はどうなのか？が一番大事なポイント。

で、実際のところでいうと……、

完全に肉。

すごいな、コレ。正直、舐めてました。マジのマジで超肉です。

いやー、現代社会はすごい。ちょっと感動しました。

そして脇役のアボカドのソースもうまい！特別メニューに隙はなし。

これにて、今回のイベントは終了！

三菱電機社員に聞く！METoA Ginzaは「第三のステージ」へ

今日はありがとうございました！今回も三菱電機グループのテクノロジーを堪能させていただきました。

楽しんでいただけたようで何よりです！実は、今回のイベントからMEToA Ginzaは「第三のステージ」突入したんですよ。

第三のステージ……？

はい！2016年3月にオープンした当施設は、第一ステージの「施設を知ってもらう段階」、第二ステージの「コンテンツを楽しみながらサービスや製品を知ってもらう段階」を終え、第三ステージのそだてるタウンからは「共創の場を提供する段階」に移行しました。

実はかなり重要な節目のイベントだったんですね……！たしかに、以前のミライフドームよりも、「一緒につくっていく感」があった気がします。

そうなんです。第三ステージでは、お客さまと一緒に社会課題などについて考えるイベントをどんどん開催していく予定です。年に8回開催予定の「共創ライブ」も、そうした「共創の場の提供」という意図があります。

【参考】
共創ライブ #1「テレプレゼンスロボットによる新たな社会貢献の可能性」

遂に体験だけでなく交流の段階へ突入、ということですね。ネクストステージだ……！

はい！以前のミライフドームでも、想像以上にお客さまからご提案やご意見をいただき、「いよいよこの時が来たか……！」という気持ちです。

ミライフドームで集まった参加者のアンケート。すごい数だ！

これからは、今までよりもさらに交流やつながりを大切にしていきたいと考えています。「そだてるタウン」を通して、社会課題の解決や、よりよい未来づくりについて、お客さまと一緒に考えていければ幸いです。

楽しみしかありません。本日はありがとうございました！

イベント概要

公式サイト	https://metoa.jp/event/sodateru-town/
開催期間	2022年3月17日（木）〜 2022年6月14日（火）
営業時間	※当面の間、時短営業。 ■イベントスペース： 11:00 – 20:00（通常11:00 – 21:00）/入場無料 ■METoA Cafe & Kitchen：11:00 – 23:00/ L.O 22:00
料金	無料

執筆：マッサー