森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
閉館前最後の春景色!お台場のチームラボボーダレスでオリジナルトートバックを作ってみた
東京のお台場にある「チームラボボーダレス」は、境界のない作品群を楽しめるミュージアムです。
施設移転のため2022年8月31日に閉館が決定しており、今の展示が見られるのはあとわずか。
今回はそんなチームラボボーダレスの春季限定展示や描いたイラストがグッズになる「お絵かきファクトリー」など、閉館前にぜひ体験しておきたい見どころをご紹介します!
目次
今回取材したのは東京・お台場にある体験型ミュージアム「森ビル デジタル アート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」。
ヴィーナスフォート閉館により駅からのアクセスルートが2022年4月1日より変更になり、りんかい線・東京テレポート駅からは徒歩8分。または新交通ゆりかもめ・青海駅から徒歩9分の場所となっています。
施設移転のため2022年8月31日をもって閉館することが発表されたチームラボボーダレスですが、閉館までに見ておきたい&体験しておきたい展示が盛りだくさん!
そんな中でも、まず体験して欲しいのが「グラフィティネイチャー」または「お絵かき水族館」!
自分が描いた絵が作品内に生き物として生まれ、自由に動き回る不思議なアート作品です。親子はもちろん、大人こそ楽しめる作品なので、
そしてここからがポイント。
「お絵かきファクトリー」では先ほど描いた作品を活用し、世界にひとつ、自分だけのグッズを、ワンタッチでイイ感じに作れちゃうんです!!
ちなみに大人気の「ランプの森」では、閉館前ラストとなる春季限定の展示も!
今回はそんなチームボーダレスの魅力や遊び方について広報さんに取材しました!
描いた作品がグッズになる!お絵かきファクトリー
チームラボボーダレスの「お絵かきファクトリー」はご存知ですか?
チームラボボーダレスにはミュージアムショップがない代わりに、お客様の描いたイラストでTシャツやトートバッグなどのオリジナルグッズの制作体験ができるんです!
思い出を形として残せるなんて嬉しいですね。
自分へのお土産として欲しくなっちゃいます。
まずは運動の森・未来の遊園地エリアの「グラフィティネイチャー 山山と深い谷 、レッドリスト」または「世界とつながったお絵かき水族館」で作品体験をしましょう!
お絵かき用紙の中からお好きな用紙を選んでいただき、お絵かきをしていきます。一からすべてご自身で描いていただくわけではないので絵が苦手という方でも気軽にご参加いただけますよ。
花も生き物も種類が多くて、どれにしようか悩みますね……。
「お絵かきファクトリー」では、描いた絵を2種類まで組み合わせて1つのグッズにすることができるので、用紙を2つ選んでお絵かきしていただくのががおすすめです!
どの用紙にするかを決めたらこちらのエリアでお絵かきをしていきます。
お絵かきをする前に、実際に「お絵かきファクトリー」で完成品の見本を見ておくと、こんな色の組み合わせにするとよさそう!などのイメージが湧きますよ。
クレヨンでのお絵かき、大人になってからしてみると新鮮で楽しいですね。
今からワクワクです。
できあがったらスタッフに声をかけて、スキャンをしてもらいましょう。
描いた絵が作品空間で生きる!
スキャンした絵は、その瞬間から作品世界の中に誕生し、生態系の一部となります。
足元をみたら、私の描いたヘビが動き回っていました……!
ここにいるのはすべてお客様それぞれが描いたお花や生き物たちです!
ですが、こうして誕生した生命もずっと生き続けられるわけではありません。
他の生物を食べたり、食べられたりしながら独自の生態系が作られているんです。
私の描いたヘビもそのうち食べられちゃうんですね……。
でもまるで本物の生き物を見ているかのようなリアリティがあって面白いです。
描いた絵が3Dになって、動き出す瞬間は大人も子どもも大興奮の瞬間です。
「グラフィティネイチャー 山山と深い谷 、レッドリスト」または「世界とつながったお絵かき水族館」でそれぞれ作品を楽しんだら、いよいよ「お絵かきファクトリー」へ行きましょう!
スキャンした絵が専用のiPadに表示されるので、その中から絵を選択してグッズをつくっていきます。
トートバッグやTシャツ、缶バッジ、タオルが作れるんですね。
種類も個数も自由に好きなだけ作ることができます!
ご家族やご友人同士でお揃いのグッズを作るのもおすすめです。
iPadが自動でデザインを生成してくれるので、その中から気に入ったものを選びましょう。
ちなみにグッズにするのは、ご自身が描いたもの以外でもOKです!
ご自身の絵と他の方が描いた絵を組み合わせて新しいデザインを作ることもできますよ。
Tシャツ、ハンドタオル、トートバッグはその時の状況にもよりますが、30分程で完成します。整理券をお渡しするので、その間に作品鑑賞を楽しんでくださいね。
先にお絵かきファクトリーでグッズを作って、待ち時間に館内を巡ると効率が良いかもですね。
注文完了してから約30分でオリジナルトートバッグと缶バッジができあがりました〜!
原画の色がそのまま綺麗にプリントされていて感動です。
生地もしっかりしていて、裏地にはチームラボボーダレスのロゴもあります。
お出かけにも普段使いにも使えるデザインに仕上がりましたね!
チームラボボーダレスに遊びに来たのなら、ぜひお絵かきファクトリーでオリジナルのお土産を持ち帰って欲しいですね。
5月末まで!呼応するランプの森に藤の花が登場
チームラボボーダレスの中には季節限定の展示もあります。
いま「呼応するランプの森」では5月限定で「呼応するランプの森 – ワンストローク、藤」と「呼応するランプの森 – ワンストローク、ツツジ」を見ることができます。
チームラボボーダレスは今年8月31日で閉館してしまうので、春限定の展示が見られるのはこれが最後です!
最後だと思うと見逃せないですね……!
徐々に移り変わっていくランプの色がとても綺麗で幻想的です。
色が変化するときのグラデーションもよいですね。
「呼応するランプの森」は中でしばらく立ち止まっていると一番近い場所にあるランプが光り、その光がまた近くのランプからランプへ伝播していきます。
そして光はすべてのランプを通ってまた自分の元へ戻ってくるという仕組みになっていますよ。
その場にいる人たちそれぞれを起点とした光が混じり合って、この景色が作られていると思うとすごい!
ただ眺めているだけでも楽しいですが、そういった仕掛けを知るとさらに作品が面白く感じられるのがチームラボボーダレスの魅力ですね。
閉館まであと少し!何度訪れても違う景色がみられるチームラボボーダレスの魅力
チームラボボーダレスの魅力は、行くたびに違う景色が見られることでもあります。
こちらの「地形の記憶」では現実世界と同じ時が流れ、1年を通じて少しずつ変わっていく里山の様子を映し出しています。
今は初夏の田植えシーズンなので、緑の稲穂が広がっていますね。
なんと、実際の植物と同じような香りもします。
本当だ!マスクをしていても青々とした香りが伝わってきて、実際に自然の中にいるかのような感覚になります。
また同じ場所にいても、時間帯によって花畑になったり、魚が泳ぐ川に変化したりと、どんどん景色が変わっていきます。
同じようにチームラボボーダレスを訪れた方でも、鑑賞した作品が異なることがあるというのがおもしろいところですね。
この他にも1年を通じて様々な花が咲き乱れる「増殖する無量の生命」や
四季の花々が咲く迷路「花と人の森、埋もれ失いそして生まれる」など、まだまだ見所はたくさんあります。
ここお台場にある「チームラボボーダレス」は施設移転のため2022年8月31日をもって閉館となります。
まだ来たことがある方も、ない方も、くるたびに違った景色を味わえる場所ですので、閉館前にぜひ1度足を運んでみてください!
イベント詳細
お絵かきファクトリー
施設開館1時間後から営業しています。
缶バッジ: 500円
ハンドタオル: 1,400円
トートバッグ:1,900円
Tシャツ(大人サイズ): 2,800円
Tシャツ(子どもサイズ): 2,000円
※すべて税込価格
詳細:https://borderless.teamlab.art/jp/
季節展示
■5月31日まで
呼応するランプの森 – ワンストローク、藤
呼応するランプの森 – ワンストローク、ツツジ
施設公式ホームページ:https://borderless.teamlab.art/jp/
取材・執筆:藻澤桜子
撮影:レクリム編集部
イベント情報
- 開催期間
- 春景色は2022年5月31日まで、お絵かきファクトリーは閉館まで
- 開催時間
- 公式サイトをご確認ください。
- 会場名
- 森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
- 会場場所
- 東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン
- チケット
- 大人(高校生以上) 3,200円
子ども(中学生以下)1,000円
障がい者割引 1,600円
※3才以下は無料
※障がい者割引の対象は、障がい者手帳をお持ちの方ご本人様と同伴者1名まで