東京国立博物館
東京国立博物館「日本のたてもの ―自然素材を活かす伝統の技と知恵」開催
東京国立博物館にて、12月24日(木)より特別展「日本のたてもの ―自然素材を活かす伝統の技と知恵」が開催されます。会場テーマは「古代から近世、日本建築の成り立ち」、県外初出展の「首里城正殿」の模型も展示されます。
目次
東京国立博物館 表慶館にて、2020年12月24日(木)から2021年2月21日(日)まで、「日本のたてもの ―自然素材を活かす伝統の技と知恵」が開催されます。
本展では、日本の建築を、高い美意識と加工技術を際立たせて縮小表現した建築模型、図面、道具など貴重な資料の展示を通して、自然素材を活かした造形的な特徴を古代から現代にいたるまで見ることができます。本展は3会場(東京国立博物館、国立科学博物館、国立近現代建築資料館)にて開催します。概要は3会場の展示内容をまとめた説明となっております。
古代から現代までの日本を代表する建物の模型や資料を一挙に公開
自然素材を活かす伝統技法と知恵が結集された「建築模型」や貴重な歴史資料である図面などを3つの会場(東京国立博物館・国立科学博物館・国立近現代建築資料館)でご覧いただくことで、日本人の暮らしや自然素材を活かした伝統建築の技と知恵が、今もなお受け継がれて、活かされていることを再認識していただけます。
東京国立博物館での会場テーマは「古代から近世、日本建築の成り立ち」
東京国立博物館では、文化庁が「模造事業」としてこれまで製作を行ってきた国宝・重要文化財の木造建造物の模型の展示を通して、古代から近世までの日本建築の成り立ちを紹介します。
本展の見所
建物内部の細部まで再現
東京国立博物館で展示する、近世までの建物の1/10模型には複数に分割できるものもあり、内側の細部まで鑑賞できます。室内の様子や天井裏などを含め、模型の内外に匠の技を発見できます。
東大寺鐘楼 1/10模型(原建物:鎌倉時代 / 国宝)
鎌倉時代初期に僧の栄西が再建。模型は1965年から行われた解体修理にともない製作されました。
首里城正殿の模型を展示~首里城復興に向けて
原建物は尚敬王時代の1729年に建てられた琉球古建築の最大建築。2019年10月に焼失した首里城正殿の1/10模型が沖縄県から、県外に初めて出展されます。
広報さんからのメッセージ
自然素材の中で加工性に優れ、かつ強度が高く、日本の四季に合わせた木材を活用し、組み上げる日本の伝統技法として受け継がれてきた木組などの大工技術、古来より用いられてきた自然素材を駆使する伝統的な技と知恵を、模型を通じて鑑賞することができます。また、首里城正殿の模型は県外への出展が今回初めてとなりますので、是非この機会にご来館くださいませ。
イベント詳細
公式サイト | https://tsumugu.yomiuri.co.jp/tatemono/ |
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開催期間 | 2020年12月24日(木)~2021年2月21日(日) |
開催時間 | 9:30~17:00 |
観覧料金 | 一般 1,500円 大学生 1,000円 高校生 600円 ※本展覧会はオンラインでの事前予約制(日時指定券)となります。ご来館前に公式サイトからご予約ください。 |
「日本のたてもの ―自然素材を活かす伝統の技と知恵」の詳細は、展覧会公式サイト(https://tsumugu.yomiuri.co.jp/tatemono/)をご確認ください。
イベント情報
- 開催日
- 2020/12/24 ~ 2021/02/21
- 開催時間
- 9:30~17:00
- 会場名
- 東京国立博物館 表慶館(上野公園)
- 会場場所
- 東京都台東区上野公園13-9
- チケット
- 一般 1,500円
大学生 1,000円
高校生 600円
※本展覧会はオンラインでの事前予約制(日時指定券)となります。ご来館前に公式サイトからご予約ください。
※特別展観覧料で、特別展ご観覧の当日に限り総合文化展もご覧いただけます。 - 募集期間
- 2021/02/21 00:00まで