皇居周辺の桜も楽しめる、東京国立近代美術館にて「美術館の春まつり」開催

東京国立近代美術館にて、3月23日(火)より「美術館の春まつり」が開催されます。花をモチーフにした作品の数々が美術館を彩ります。様々な催しも開催予定です。4月11日まで。

東京国立近代美術館にて、2021年3月23日(火)から4月11日(日)まで「美術館の春まつり」が開催されます。

桜が描かれた重要文化財、川合玉堂《行く春》を年に一度、この時期だけ公開するほか、花を描いた春らしい作品が会場の一室に並びます。また、日本画、洋画、海外作品など、選りすぐりの約 200 点を 3 フロアにわたってご覧いただけます。

「美術館の春まつり」の見所をちょこっとご紹介！

所蔵作品展「MOMATコレクション」

年に一度、この時期にだけ桜を描いた重要文化財、川合玉堂《行く春》を今年も公開！

また、しだれ桜ほか 40 種類を超える希少な桜を描いた跡見玉枝《桜花図巻》や、安田靫彦《木花之佐久夜毘売》、船田玉樹《花の夕》など、花を描いた名画が並ぶ様は必見です。ほかにも、様々な春の情景約 20 数点を、一室に集めたほか会場各所にも展示します。千鳥ヶ淵や美術館周辺の桜との競演を是非お楽しみください。

所蔵作品展「MOMATコレクション」
開催期間：3月23日(火)～5月16日(日)
開催場所：東京国立国立近代美術館　4‐2F 所蔵品ギャラリー

さまざまな催し

前庭には、床几台によるお休み処をご用意。桜を見ながらひと休みしていただけます。

ミュージアムショップでは、春らしいオリジナルグッズも販売いたします。ご来館の際にはぜひお立ち寄りください。

同時開催の企画展「あやしい絵展」もおすすめ

明治期、美術は西洋からの刺激を受けて、新たな時代にふさわしいものへと変化していきました。本展では、幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などから、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった「単なる美しいもの」とは異なる「あやしい」表現を紹介します。

企画展「あやしい絵展」

開催期間：3月23日(火)～5月16日(日)　※会期中、展示替えあり
開催場所：東京国立近代美術館　1F企画展ギャラリー
観覧料：一般 1,800円、大学生 1,200円、高校生 700円
※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者は無料
※「あやしい絵展」観覧料で、入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」、コレクションによる小企画「幻視するレンズ」もご覧いただけます。

イベントの詳細はこちらから

広報さんからのメッセージ

皇居・千鳥ヶ淵の桜とともに楽しんでいただこうと、東京国立近代美術館では毎年春に“桜”をはじめ“花”を描いた作品の特集展示を行っています。美術館で味わう春を、どうぞご堪能ください。