森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス

「チームラボボーダレス」が【冬】の景色に。描いたサンタクロースが動き出す《お絵かきクリスマス》が今年も登場

東京・お台場の森ビル デジタルアート ミュージアム「エプソン チームラボボーダレス」に、今の季節だけ見られる冬の景色が、2021年11月17日(水)より順次登場します。境界なくつながっていく世界は1年を通して移ろい、クリスマスや、冬の季節とともに変化した作品を体験できます。


東京・お台場の森ビル デジタルアート ミュージアム「エプソン チームラボボーダレス」に、今の季節だけ見られる冬の景色が、2021年11月17日(水)より順次登場します。

「学ぶ!未来の遊園地」内には、11月17日(水)〜12月31日(金)までのクリスマス期間限定で、みんなが描いた絵によってクリスマスの街ができていく《お絵かきクリスマス》が登場。さらに今年は、《お絵かきクリスマス》で描いた絵を、《お絵かきファクトリー》に持っていくと、缶バッジ、タオル、Tシャツ等の世界で一つだけのオリジナルグッズが作れます!

「呼応するランプの森」では、12月から1月にかけて、氷の洞窟の色彩を表現した「氷洞(アイスケイブ)」、1月には真赤な炎の色彩を表現した「Flame」が登場します。

また「増殖する無量の生命 – A Whole Year per Year」には、冬の花々が登場。来場者が触ると、花の方から倒れかかるように折れ曲がり、朽ちていき、そしてまた新しい花々が生まれます。10万本の花々が一斉に散る時、一面が散りゆく花びらで覆われ、朽ちていく姿が最も華やかで美しい瞬間です。

分け入ることのできる高低差のある空間で、悠久の里山の景色を描いている作品《地形の記憶》には、粉雪や吹雪、ムクドリなど、冬の景色が広がります。

また、会場内のティーハウス「EN TEA HOUSE 幻花亭」はお茶をテーマにした作品空間で、お茶に季節の花々が咲き続ける無限の世界をそのまま飲むことができます。冬には、季節限定で冬の花々がお茶に咲きます。凍結玉緑茶(玉緑茶のアイスクリーム)から茶の木が生え茂っていく作品「茶の木」には、12月末まで限定で、茶の花が咲きます。

クリスマス期間限定作品が登場

お絵かきクリスマス

▲お絵かきクリスマス / Sketch Christmas
teamLab, 2014-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi, teamLab

映像: https://youtu.be/AFLIINVsPVc

この街(タウン)は、みんなの描いた絵でできていくクリスマスの世界です。

紙に自由にサンタクロースの街をつくるもの(サンタクロース、家、車など)の絵を描きます。すると、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前の巨大な雪の降る街で動き出します。サンタクロースはソリに乗ってやってきたりもします。
みんなが描いた絵によってクリスマスの街ができていき、みんながどんな絵を描くかによって、街が変化していきます。
街には触ることができ、たとえば車に触ると、車のスピードが変化します。また、サンタクロースに触ると、サンタクロースがプレゼントを配ってくれたりします。

作品詳細: https://www.teamlab.art/jp/ew/sketch-christmas/

お絵かきファクトリーで思い出をオリジナルグッズに

映像: https://www.youtube.com/watch?v=n7J_3ZGNr9U

自分が描いた絵をグッズにし、思い出として持ち帰ろう!《お絵かきクリスマス》や《グラフィティネイチャー》の作品内で描いた絵を、《お絵かきファクトリー》で缶バッジ、タオル、Tシャツ等のグッズにすることができます。

《お絵かきファクトリー》内にある注文端末にて自分や家族の描いた絵を選び、グッズの種類・個数・デザインを指定するだけで、その場で制作が完了!世界に二つとない自分だけのオリジナルグッズを持ち帰れます。

冬の季節とともに変化する作品たちの紹介

呼応するランプの森

▲呼応するランプの森 – ワンストローク、氷洞(アイスケイブ) / Forest of Resonating Lamps – One Stroke, Ice Cave
teamLab, 2018, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

▲呼応するランプの森 – ワンストローク、Flame / Forest of Resonating Lamps – One Stroke, Flame
teamLab, 2016, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

映像: https://youtu.be/1x_k-0w72I0

人がランプの近くで立ち止まり、しばらくじっとしていると、最も近いランプが強く輝き音色を響かせる。そしてそのランプの光は、最も近い二つのランプに伝播する。伝播したランプの光は、それぞれ同じように強く輝き音色を響かせながら、最も近いランプに伝播し、同じように連続していく。

伝播していく光は、必ず、全てのランプを一度だけ強く輝かせ、必ずはじめのランプに戻ってくる。つまり、人に呼応したランプの光は、二つに分かれ、それぞれ全てのランプを1度だけ通る一本の光のラインとなり、最後に、起点となった最初のランプで出会う。

作品詳細: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/forest_of_resonating_lamps_flame

増殖する無量の生命

12月〜2月

1月〜2月

▲増殖する無量の生命 / Proliferating Immense Life – A Whole Year per Year
teamLab, 2020, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

映像: https://youtu.be/-2rF7YjMztI

現現実世界と同じ時間の流れの中で、1年を通して、咲いていく花々が移り変わっていく。花々は誕生と死を繰り返しながら、増殖していく。増殖しすぎると、一斉に散って死んでいく。

また、人々が花々にふれると、花々は散って死んでいく。
そして、他の作品に影響を与えたり、他の作品の影響で散ったりもする。例えば、「Walk, Walk, Walk」の肖像群が歩いて来るといつもより咲きやすく、また、花々が咲いた場所は、他の作品世界を覆い隠したりする。

作品詳細: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/proliferating_immense_life_year_tokyo/

地形の記憶

12〜2月 吹雪

▲地形の記憶 / Memory of Topography
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

映像: https://youtu.be/qwOgblaqd-w

分け入ることのできる高低差のある空間で、悠久な里山の景色を描いている。

この作品は、1年を通して刻々と変わっていくが、毎年、ほとんど変わらず、悠久に続いていく。しかし、自然の景色が、同じようで、2度と同じではないように、作品の次の年の同じ時は、全く変わらない景色のようで、厳密には同じ絵ではない。つまり、今この瞬間は、二度と見ることができない。ほとんど変わらないが同じではない風景が、毎年、悠久に続いていく。

作品詳細: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/topography/

積層された空間に咲く花々

12月、1月

▲積層された空間に咲く花々 / Flowers – Layered Ultrasubjective Space
teamLab, 2018, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi, Voices: Yutaka Fukuoka, Yumiko Tanaka

映像: https://youtu.be/i3FHXTtwXT4

無数の透明な像による花々。

花々は、1年間を通して咲いていく花々が移り変わっていく。しかし、この空間の外の通路に蓮が咲き渡る時、この空間にも蓮が咲く。
花々は、生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて散り、枯れて、死んでいく。つまり、花は誕生と死滅を、永遠に繰り返し続ける。

作品詳細: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/flowers_layered/

小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々

▲小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々 / Flowers Bloom in an Infinite Universe inside a Teacup
teamLab, 2016, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

映像: https://youtu.be/RXb-B8wQMts

一服の茶を点てると、茶に花々が生まれ咲いていく。器を手に取ると、花は散り、器の外へと広がっていく。花々は茶がある限り無限に咲いていく。器の中の茶は、花々が咲き続ける無限の世界となる。その無限に広がる世界をそのまま飲む。

茶が存在して初めて作品が生まれる。茶を飲み干すと、もう作品は存在しない。

作品詳細: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/flowersbloom/

茶の木

▲茶の木 / Tea Tree
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

映像: https://youtu.be/mtT1zvBifcQ

凍結された茶を置くと、そこから茶の木が生え茂っていく。多くの凍結された茶を置くと、やがて、茶の園になっていく。茶の木は、秋の終わり頃、花を咲かせる。凍結された茶を移動させると、茶の木は枯れ、新たな場所で再び生え茂る。

凍結された茶がなくなると、茶の木は枯れてなくなっていく。

作品詳細: https://www.teamlab.art/jp/ew/teatree/

期間限定「ナイトパス」販売!大人料金が1,000円割引

12月の土日および年末は、開館時間を21:00まで延長。あわせて18:00以降に入場できる「時間指定制ナイトパス」を期間限定で販売します。

販売期間 2021年11月22日(月)~12月31日(金)
※販売枚数に達した時点で販売終了
▶料金 大人(高校生以上)3,200円→2,200円
障がい者割引 1,600円
子供(4歳~中学生)1,000円

※大人料金のみ1,000円割引です。
利用期間 2021年12月の土・日曜日
2021年12月24日(金)~12月31日(金)
購入方法 公式チケットサイトのみで販売

広報さんからのメッセージ

来場される皆さまの振る舞いや現実世界の時間に影響を受けながら変化していく作品は、ご覧いただいた瞬間だけで、この先2度と見ることはできません。今の季節だけに見られる幻想的な冬景色をぜひ体験してください。ご来場をお待ちしております。

■公式サイトおよびSNS
公式サイト:https://borderless.teamlab.art/jp/
Instagram:https://www.instagram.com/teamlab_borderless/

 

ライター:青井千夏

イベント情報

開催期間
2021年11月17日(水)より順次登場
開催時間
11月 平日10:00〜18:00/土・日・祝日 9:00〜20:00 ※12月以降の開館時間は公式サイトをご確認ください。
会場名
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
会場場所
東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)
チケット
▶料金
大人(高校生以上)3,200円
障がい者割引 1,600円
子ども(中学生以下)1,000円

※3才以下は無料
※障がい者割引の対象は、障がい者手帳をお持ちの方ご本人様と同伴者1名まで
※開館時間・休館日はシーズンによって異なります。詳しくはウェブサイトをご確認ください。