春～初夏にオススメ！富士山周辺の観光スポット

富士山周辺のスポットは、自然に囲まれ絶景ポイントも多いので、草木が生き生きとして過ごしやすい季節のおでかけにぴったりです。「春～初夏にかけてオススメの富士山周辺の観光スポット」をご紹介します！

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富士山の周辺エリアって、首都圏からの旅にちょうど良いですよね。

今回、レクリム編集部が富士急行株式会社さん主催「春の富士山めぐりプレスツアー」に参加。

定番の絶景スポットから新オープンの注目施設まで、春～初夏にかけてオススメの富士山周辺スポットを体験してきたのでご紹介します！

インスタ映え間違いなし！富士芝桜まつり

圧巻！ 約50万株の芝桜

まずは、関東最大級の芝桜の祭典「富士芝桜まつり」。

芝桜（シバザクラ）は、その名の通り茎がまるで芝のように地面に広がり、春になると桜に似たピンク色の花を咲かせる植物です。

「富士芝桜まつり」では、そんな約50万株の芝桜が一面を埋め尽くす色鮮やかな景色を楽しむことができます。

取材時はまだ三分咲きといった様子でしたが、それでも色鮮やかなピンクがとてもきれい！

ピンクだけでなく、赤、紫、白など全8種類の芝桜が咲き誇ります。

15年目を迎える「富士芝桜まつり」。今年のテーマは「こころに、ピンクのしあわせ。」

芝桜と富士山の風景に癒されて、見る人の心が幸せで溢れるようにという想いが込められているそうです。

充実の撮影スポット

今年はテーマにちなんだ幸せインスタ映えスポットがたくさん設置されています！

こちらは「幸せの黄色い扉」。

扉を開けると、芝桜のピンク色と広大な空の水色に包まれるような、まるで別の世界に入り込んだような気分を味わえます。

こちらのセルフ撮影サービスを使えば、一緒に来た人全員で楽しみながら記念撮影ができるので、試してみるのもいいですね。

他にも「ピンクのガーデンベンチ」や「虹色のサークルベンチ」、

富士山カラーの芝桜が小さな山になっている「ミニ芝桜富士」など、さまざまなフォトスポットが用意されており、

各フォトスポットには、撮影時にスマホを置くための便利な台が設置されています。

会期中は、”しあわせのおすそわけ” Instagram 投稿キャンペーンも開催しており、投稿者の中から抽選で豪華商品が当たるとのこと。ぜひベストフォトを投稿してみてください！（キャンペーン詳細はこちら。）

夏の時期には、レインボーカラーに植えられた約8万株の多彩な花々と富士山の共演が楽しめる「虹の花まつり」が開催されます。開催期間予定は、7月16日（土）～10月10日（月）。こちらも必見です。

ピーターラビットの庭も登場！

また、会場内には、首都圏最大級の英国式庭園「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」もあります。

庭園内の約300樹類の草木や花々は、まだできたばかりということもあり成長途中。来るたびに素敵な庭園になっていくと思うと楽しみですね。

限定フードも充実

「富士芝桜まつり」は草木や花々などの自然に癒されるのはもちろんですが、それだけではありません！お食事も楽しめちゃいます。

こちらのキッチンカー飲食エリアには、さくらえびがトッピングされた「桜エビ焼きそば」や、

山梨県が生産するブランド豚肉を使用した「甲州富士桜ポーク肉まん」など、

芝桜を鑑賞しながらいただける、富士芝桜まつりにちなんだテイクアウトグルメが盛り沢山！

富士山の形をしたクッキーがかわいい「桜チャンククッキー」をいただきました。

大きくて食べ応えがありながら、上品な桜の香りで春が感じられます。とっても美味しい！

同じキッチンカーで買うことができる「FUJIYAMA COOKIE 芝桜限定パッケージ」はここでしか買えないのでお土産にオススメです。

ショップの横に併設された「Koppe STAND」では、スイーツ系やおかず系など全9種類のコッペパンサンドがいただけます。

富士山の溶岩をイメージした「溶岩唐揚げ」（ヤンニョムソース）や、

富士山をイメージした「フジヤマソフト」など個性的なメニューもたくさん！

会場内にはカフェもあるので、座ってゆっくりお食事をすることもできます。

ピーターラビットにちなんだ本格的なオリジナルメニューがたくさん。

テラス席もあるので、芝桜を鑑賞しながらのお食事もいいですね。

見て食べて、春を感じる「富士芝桜まつり」。楽しいポイントがありすぎて時間が足りないほどだったので、丸1日過ごせちゃうかもしれません。晴れた日は特にオススメのスポットです。

今年の夏にOPEN予定！富士急ハイランド「FUJIYAMA スライダー」

続いては、絶叫アトラクション好きの方なら一度は行ったことがある富士急ハイランドです。

富士芝桜まつりの会場からは車で30分ほど。

この夏「FUJIYAMA スライダー」が新しく登場します。

FUJIYAMA タワーは、絶叫アトラクション「FUJIYAMA」に乗った人だけが見ることができる “富士山が一望できる絶景” を存分に楽しむことができる展望台として、昨年7月に誕生しました。

その最上部から一気に滑り降りる、すべり台のような絶叫アクティビティが「FUJIYAMA スライダー」です。その発想がもう恐い。

実際に最上部のデッキに行ってみると、予想を超える絶景！

目の前を遮るものが一切ないので、天空に降りたったような気分を味わえちゃいます。

こんなに高いところから滑り降りるFUIYAMA スライダー、想像しただけでもスリル満点ですね。

「FUJIYAMA」オブジェと一緒に、（晴天時は富士山を背景に）写真撮影をするのもいいかんじ。

また、このデッキのすぐ横をFUJIYAMAのコースターが通るので、乗車しているお客さんと手を振り合うこともできます。

絶叫が苦手な人も、友達を待っている時間が楽しくなりますね。

なおFUJIYAMA スライダーの建設に伴い、「FJIYAMA」は5月16日（月）～7月1日（金）の期間、「FUJIYAMA タワー」は5月16日（月）～7月中旬の期間は運休の予定なので、お気を付けください。

そのかわりに、長期休業していた回転系絶叫アトラクション「トンデミーナ」が4月29日（金）に復活OPENし、それに伴い「ピザーラエクスプレス 富士急ハイランド店」も同日リニューアルOPENします。

FUJIYAMA スライダーが完成するまではぜひトンデミーナをお楽しみください！

意外と知らない穴場スポット！フジヤマミュージアム

皆さん、富士急ハイランドに「フジヤマミュージアム」という美術館があることはご存知でしょうか？

フジヤマミュージアムは、近現代の画家が独自の視点で富士に挑んだ秀作を主体にコレクションしている美術館です。現在ではおよそ400点もの作品を所蔵しています。

今開催されている「春の収蔵作品展」では、その所蔵作品の中から人気の高い70点の富士山作品が展示されています。

同じ富士山のはずが、見る人や見る時間によってさまざまな姿になるのだという驚きと発見があります。

絵画だけでなく、陶器作品や映像もあったり、様々な媒体を通して富士山を感じることができる展示となっています。

なかには、富士急ハイランドや芸能人とのコラボレーション作品もあったりするので芸術に詳しくなくても楽しめちゃいます。

展示以外にも「カトラリー作り」などの体験イベントやキッズアートプログラムなどもあるので、小さなお子様連れのご家族にもオススメです。

建物自体は白を基調としていて、壁や天井がガラス張りになっているため、柔らかい光が注いで、それが壁に反射して明るく、とても気持ちの良い空間です。

カフェも併設されているので、疲れた時などに休憩がてら立ち寄ってみるのもいいですね。

大人も子供もテンション上がります！ ハイランド リゾートホテル＆スパ「トーマスルーム新客室」

ご存知の方も多いと思いますが、「富士急ハイランド」のすぐ横には「ハイランドリゾート ホテル＆スパ」があり、宿泊することができます。

こちらのホテルには、今年の3月に新たに2室の「トーマスルーム」がOPENしました。

ひとつは「ゴードンの特別客車のお部屋」です。

こちらは、”人気キャラクター「ゴードン」が引く特別な客車で「きかんしゃトーマス」の物語の舞台となっている架空の島「ソドー島」を巡る1日” をコンセプトにした客室です。

青を基調とした空間のいたるところに、「ゴードン」をはじめとした「きかんしゃトーマス」の仲間たちが散りばめられており、

アニメ登場シーンが描かれたダイナミックな壁紙や、

隠し扉クイズなどのちょっとした仕掛けが詰まっています。

トイレや洗面台も写真や客車らしい雰囲気があっていいですね。

もうひとつは「トーマスとレスキューチームのお部屋」です。

こちらは、「きかんしゃトーマス」のそらのヒーロー「ハロルド」など、レスキューチームをテーマにした客室です。

レスキューセンターをイメージした赤を基調とした賑やかな空間となっており、

パズルなどの楽しみながら学べる要素が盛りだくさんです。

このボタンを押すと、部屋の中にいる「ハロルド」と「トーマス」がお喋りしたり、テーマ曲が流れたりします。

部屋の中にいる「ハロルド」には、実際に乗ってみることも。

中にあるボタンを押すとイラストのキャラクターがおしゃべりします。

他にも部屋中に細かいこだわりが感じられて、小さなお子様やファンにとってはたまらないお部屋となっています。ご宿泊の際はぜひ！

また今回はホテル内に「富士急グループのSDGsの取り組み」を紹介する特別コーナーが設けられており、こちらも見てきました。

中でも驚いたのは、こちらの「WOTA」という機械。

これは、蓄えられた水をろ過していつでもどこでも綺麗な水で手洗いができるというものです。使用した水は循環し再度ろ過されるので、水道設備が整っていない富士山五合目や、水道のない場所に設置できるんだとか。

他にもたくさんSDGsの取り組みをされている「富士急グループ」。楽しみながら社会や自然に良い取り組みに貢献できるのは嬉しいことですね。

絶景を堪能できる！～河口湖～富士山パノラマロープウェイ

こちら「富士急ハイランドから車で10分ほどのところにある「～河口湖～富士山パノラマロープウェイ」。

昨年の8月に「絶景パノラマ回廊」が、同年11月に「カチカチ山絶景ブランコ」が新しく山頂に誕生しました。

まずはロープウェイで山頂に向かいます。

ロープウェイのある天上山は、太宰治の小説でも有名な昔話「かちかち山」の舞台といわれているので、あちこちにタヌキとウサギにちなんだオブジェや看板があったりします。

ぐんぐん登っていくロープウェイからは河口湖が見下ろせます。

思ったよりアトラクション感があって、大人も子供もテンション上がること間違いなし！

山頂に着いて少し進むと「絶景パノラマ回廊」があります。

ここでは、周りに景色を遮るものがないので、富士山を一望する絶景を楽しむことができます。

取材時は少し雲がかかっていたので富士山が見えず残念でしたが、どこまでも広がる大空と大地を眺めて、爽やかな風に包まれる時間がとても気持ち良いですよ！

また少し進んでいき、山の一番高いところにあるのが「カチカチ山絶景ブランコ」です。

目の前にそびえたつ富士山に向かって、高さ約3.5mの大きなブランコを漕ぐことで、まるで大パノラマに飛び込むかのような爽快体験を味わうことができるのが魅力なんだとか。スリル満点です…！

山頂には「たぬき茶屋」という売店があります。

建物は「かちかち山」に登場する“峠の茶屋”をイメージした造りになっているそうです。こちらでは、軽食やオリジナル商品を買うことができます。

その場で炭火で焼き上げる「たぬき団子」はあまじょっぱくて香ばしい！

暑い日には「信玄ソフト」がオススメ。温泉むすめのキャラクターがついてくる特別バージョンで可愛かったです。

他にも「うさぎ神社」があったり、

「かわら投げ」ができたり、景色以外にも楽しめる要素がたくさんあるのでぜひ足を運んでみてください！

お土産にオススメ！FUJIYAMA COOKIE 本店

麓のロープウェイ乗り場のすぐ近くにある「FUJIYAMA COOKIE 本店」では、富士山の形をした「フジヤマクッキー」を買うことができます。

フジヤマクッキーは、国産小麦粉やチーズなど厳選された素材を使用し、毎日ひとつひとつ丁寧に焼き上げられており、サクッとホロホロの食感が特徴です。

味は、バニラ・紅茶・ストロベリー・抹茶・ショコラの全部で5種類。それぞれ、チョコがけのものや、アーモンドやオレンジピールなどのトッピングがついているものもあります。

一番人気は、「バニラ」のホワイトチョコがけ。見た目が富士山のイメージに一番近いということで、お土産に選ばれる方が多いようです。

今、店員さんイチオシなのが、春の季節限定のパッケージに入っている「桜クランチ味」です。

塩漬けの桜がトッピングされていて、桜の香りに塩気が加わったあまじょっぱさがとても美味しい！見た目も春らしくて可愛いですね。

他にも、「フジヤマクッキー」の形が再現されているという松山油脂株式会社さんとのコラボレーション商品「FUJIYAMA SEKKEN」なんかもあります。クッキー屋さんに石鹸とは新しいですね。

取材には素敵で優しい店員さんたちが対応してくださいました。皆さん仲が良さそうで、お店の雰囲気もとても良かったです。ぜひお土産選びにどうぞ！

まとめ

富士山周辺には何度か来たことがありましたが、意外と知らない観光スポットがたくさんありました。

花々が咲き誇り暖かい春、緑が瑞々しく爽やかな初夏、そんなこれからの季節に、絶景ポイントが多く自然に囲まれた富士山周辺のスポットはもってこいだと感じました。

皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか！

 

「2022 富士芝桜まつり」開催概要

開催期間	2022年4月16日（土）～5月29日（日）
営業時間	日によって異なります。 公式サイトをご確認ください。
入園料	おとな（中学生以上）800円〜1,000円　※日により異なります。 こども（3歳以上）250円※障害者手帳をお持ちのお客様は、おとな600円、こども230円。（付添いの方は所定料金）
会場	富士本栖湖リゾート （住所：山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212）

※開花の状況に応じて日程、営業時間は変更になる場合がございます。
※その他の詳細は公式サイトをご確認ください。（https://www.shibazakura.jp/aboutus/）

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一部写真提供：富士急行株式会社

取材・執筆：せき かえで